2023全日本一輪車競技大会トラックレース | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日は、静岡県沼津市にある愛鷹広域公園

陸上競技場(多目的競技場)におきまして、

2023全日本一輪車競技大会トラックレース

が開催され、計測工房でタイム計測を担当

させていただき、私・藤井が計測ディレクター

を務めさせていただきました

 

陸上競技場で競う一輪車のトラックレース

の全国大会です。

 

実施種目は、

・400m

・片足50m

・100m

・タイヤ乗り30m

・4×100mリレー
の5種目でした。

今大会では全ての選手がほぼ全種目に出場

することが基本となっており、朝から夕方

までレースが続きます。


 

今大会の計測方法はテープスイッチ方式

です。フィニッシュラインにテープスイッチ

が設置してあります。(→詳細はこちら

 

抜粋すると、


特殊ビニールで覆われたテープ状のスイッチ

上から押すとスイッチON状態になります。
ゴールライン上に敷設し、スタートピストルと

連動する計時用タイマーに繋ぐことによって

記録をリアルタイムに取得し100分の1秒単位

で記録紙に打ち出すことができます

一輪車レース専用の独自の計測方法です。

計測工房では一年に一度、この大会でのみ

運用しています。

 



ホームストレート計測テント。

テープスイッチ機材のオペレーションを

おこないます。

 



そしてリザルト集計をおこなった記録室。

 

 

テープスイッチ計測は、計測工房でも一年

に一度しか実施していない独自の計測方法

であり、難易度が高いです。

この大会だけはスタッフを固定して、

ノウハウを集積するように臨んでいます。

 

計測工房でこの大会を担当させていただく

のも8回目ですが、私の中でこの大会は1つ

の定点観測になっています。

 

私自身がこの大会の担当の計測ディレクター

として8回臨んでいますが、その難易度の高さ

からこの一週間は集中しっ放しでした。