2022全日本一輪車競技大会トラックレース | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日は、静岡県の沼津市におきまして、

2022全日本一輪車競技大会トラックレース

が開催され、計測工房でタイム計測を担当

させていただき、私・藤井が計測ディレクター

を務めさせていただきました

 

 

会場は愛鷹広域公園陸上競技場。

陸上競技場で競う一輪車のトラック

レースの全国大会です。

 

今年の実施種目は、

・400m

・片足50m

・100m

・タイヤ乗り30m

・4×100mリレー
の5種目でした。

今大会では全ての選手がほぼ全種目に

出場することが基本となっており、朝から

夕方までレースが続きます。


 

今大会の計測方法はテープスイッチ方式

です。フィニッシュラインにテープスイッチが

設置してあります。(→詳細はこちら

 

抜粋すると、


特殊ビニールで覆われたテープ状のスイッチ

上から押すとスイッチON状態になります。
ゴールライン上に敷設し、スタートピストルと

連動する計時用タイマーに繋ぐことによって

記録をリアルタイムに取得し100分の1秒単位

で記録紙に打ち出すことができます

一輪車レース専用の独自の計測方法です。

計測工房では一年に一度、この大会でのみ

運用しています。

 

 

ホームストレート側とバックストレート側

で同時進行するため、バックストレート

側にもテープスイッチ機材が設置して

あります。




ホームストレート計測テント。

テープスイッチ機材のオペレーションを

おこないます。

 



そしてリザルト集計をおこなった記録室。

 

 

テープスイッチ計測は、計測工房でも

一年に一度しか実施していない独自の

計測方法であり、難易度が高いです。

この大会だけはスタッフを固定して、

ノウハウを集積するように臨んでいます。

 

計測工房でこの大会を引き継いで7回目

ですが、私の中でこの大会は1つの定点

観測になっており、会社と自身の状態を

見極める機会になっています。

 

私自身がこの大会の担当の計測ディレ

クターとして7回臨んでいますが、毎回、

新しい課題を与えてくれて、仕事の奥深さ

を学ぶ大会です。