スパルタンレース(茨城大会) | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日は茨城県稲敷市にて スパルタン

レース(茨城大会) が開催され、計測

工房でタイム計測を担当させていただき、

二見が計測ディレクターを務めさせていた

だきました。

私・藤井はサポート役として従事しました。

 

 

会場は茨城県稲敷市にある、こもれび森

のイバライド

スパルタンレースは世界最大級の障害物

競走で、日本でも年に数回開催されて

います。3つのカテゴリーがあります。

・スプリント(5km、障害物20個)

・スーパー(10km、障害物25個)

・ビースト(21km、障害物30個)

今回の茨城大会はスプリントが実施され、

3,200人がエントリーしました。

 

 

今回は計4地点の計測がありました。

 

 

スタート地点です。地面にはタイム計測

アンテナマットが設置してあります。

 

 

レースは数十人ずつのウェーブスタート
です。なお、順位を競うエリート/エイジ
の部が先にスタートし、順位を競わない
オープンの部が後から順次スタートして
いきます。
 

 

今回は参加者の手首に装着していただ
いたリストバンドにICチップを装着して
の計測でした。
 
 
以後、途中の計測地点および障害物を
紹介します。
 
 

6番目の障害物 ”Spear throw”

やり投げです。

 

 

7番目の障害物 ”Hurdles”

高いハードルを乗り越えます。

 
 

9番目の障害物 ”Sand bag carry”

重い砂袋を運びます。

 
 

11番目の障害物 ”Barbed wire crawl”

有刺鉄線の下をくぐり抜けます。

 

 

”Barbed wire crawl”

この地点にはタイム計測用アンテナ

マットが設置してあります。

 

 

12番目の障害物 ”Multi rig”

 
 

13番目の障害物 ”Hercules hoist”

テコの原理で重しを持ち上げます。

 

 

14番目の障害物”A frame cargo”
ネットをよじ登ります。
 

 

15番目の障害物 ”Rope climb”

ロープによじ登ります。

 

 

18番目の障害物 ”Bucket carry”

重いバケツを運びます。

 

 

”Bucket carry”

この地点にはタイム計測用アンテナ

マットが設置してあります。

 

 

19番目の障害物 ”Vertical cargo”

ネットをよじ登ります。

 

 

20番目の障害物 ”Fire jump”

燃え盛る炎を飛び越えます。

 

 

フィニッシュ地点です。

地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

 

 

フィニッシュ!

エリートの部は賞金レースなので真剣

そのもの。

 

順位を競うエリート/エイジの部は真剣

ですが、順位を競わない(タイムは測る)

オープンの部は完全にファンラン層の

参加者となり、対照的です。

 

 

オープンの部はグループ単位で参加し、

レース中もみんなで一緒に行動し、

障害物間はおしゃべりしながら歩いて、

障害物になるとお互いに写真を撮りあい

ながら和気あいあいと、そして全員揃って

フィニッシュという楽しみ方が見られ、とに

かく完走(完遂)を目的に楽しむイベント

でした。

 

 

フィニッシュ後はフィニッシャーメダルと

フィニッシャーTシャツが授与されます。

 

 

二見が計測オペレーションをおこなった

記録室テントです。

 


スパルタンレースを計測させていただく

のも3度目となりましたが、いつもながら

見事な完成度のイベントであると感服して

います。

オリジナリティ(独自性)、ブランディング

(明確な世界観)、マーケティング(集客)、

サステナビリティ(安定収益構造)が見事

に作り上げられています。