中期的な経営目標 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

15年間、会社を経営してきました。

 

「一年間、波風も立たず、大きなトラブル

もなく安定して仕事をし、黒字決算できた」

 

という状態はある種の理想像だと思います

が、現実的にはそういう状態は皆無では

なかったものの、ほとんどありませんでした。

 

まず黒字決算自体がなかなか難しい。

時には意図的に特別なコストがかかって

しまう年もありますが(社屋の移転など)、

装置産業特有の機材の購入やソフトの

開発など、慢性的に設備投資費用が

かさみます。

 

あと計測工房特有の弱点として、社員が

退職した際、もともと小人数の会社ゆえ、

1人欠けただけで劇的に会社戦力が低下し、

立て直すまで年単位で非常に苦しくなると

いう内情があります。15年のうちに2度、

その苦しさを経験しました。

 

これらの課題を克服することが、中期的

な目標です。

すなわち黒字体質にすることと、ゆとり

(とは言え過剰なゆとりではない)のある

社員体制。

 

これらを追求していきます。