群馬県の中之条町と草津町で毎年6月に
開催されている人気のトレイルランニング
レースの スパトレイル〔四万to草津〕 が
コロナ禍のために、2020年に続き2021年
も開催しないことを発表しました。
代替イベントとして、レースではない小規模
なトリップツアーを実施するとのことです。
今大会は大規模なトレイルランニングレース
としては比較的珍しく、行政(自治体)さん
主催大会ですので、特有のリスクヘッジ判断
によるものと推察します。
2年連続での中止ということになりましたが、
すでにマラソン界では行政(自治体)さん
主催大会の多くが2年連続中止になって
います。
コロナ禍における行政(自治体)さんの立ち
位置を慮ると、首肯せざるを得ない面もあり
ます。上に挙げたスパトレイル〔四万to草津〕
は私自身の担当大会なので、とりわけ肌感覚
で理解しているつもりです。
あらためて、行政(自治体)さん主催のスポ
ーツイベントというのは、コロナ禍を契機とし
て確実に転換期を迎えています。
かたや、民間の大会はコロナ後もどんどん
開催されています。スポーツイベントの分野に
おいて行政(自治体)と民間の乖離というのは
(その置かれた立ち位置を起点として)、
もはや避けられない現象になってきた感が
あります。
行政(自治体)さん主催の大会は中止で、
民間主催の大会は開催されるという状況は
2021年も確実に続くでしょう。
概念的に捉えて、私はコロナ禍の役割の1つは
「潜在的に存在していた課題を顕在化させた」
ことだと思っています。
(他にもコロナ禍の役割はあります)
スポーツイベントを主催するという役割にお
いて行政(自治体)から民間への担い手の
シフトがコロナ禍を契機に進んでいく予感が
します。
スパトレイル〔四万to草津〕が2022年に
復活開催されることを祈念しています。

