コロナ後の大会の様式で、1つの潮流と
して変化を感じるものが「完走証発行」
です。
ランニング大会では従来はフィニッシュ後
に上記写真のように完走証が発行される
ことがデフォルトで、我々計測会社の仕事
でもありました。
ところでコロナ後は、「スタッフと選手との
密接や接触を避ける」という名目に後押し
されて、完走証を紙で発行はなく、WEB
からダウンロードというスタイルが目に付く
ようになってきました。
計測工房で計測している案件でも、こちら
の九十九里トライアスロンなどでWEB完走
証を実施しています。
私個人的には、紙もWEBも一長一短としか
思っていません。
<紙の長所>
・その場で物理的な形としてもらえるのは
嬉しい。それを片手に完走の証の写真を
撮ってSNSにアップの現代の様式美も。
<紙の短所>
・コロナ後のスタンダードであるウェーブ
スタート方式ではその場で順位が確定
しないため、完走証には順位が載せら
れない。
・ペーパーレスという名目には弱い。
・当日に発行スタッフが必要。
<WEBの長所>
・コロナ後のスタンダードであるウェーブ
スタート方式でも、確定した順位が掲載
されたものが入手できる。
・ペーパーレスという名目に強い。
・当日に発行スタッフが不要。
<WEBの短所>
・紙のようにフィニッシュしたその場で入手
することは出来ない。多くの場合、サービス
開始は大会の翌日以降でタイムラグがある。
ということで計測工房としては「どちらかを
推奨することはありません」。あくまでも大会
主催者様の要望に沿うだけです。
私個人としては紙が好きですが。
(ペーパーレスという名目も個人的には
好きではない)
ところで、世の中ではデジタルトランスフォー
メーション(DX)という言葉があります。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」
は経済産業省が発表したDX推進ガイドライン
によると、以下の定義になります。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、顧客や社会
のニーズを基に、製品やサービス、ビジネス
モデルを変革するとともに、業務そのものや、
組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること」
本稿のテーマである「紙の完走証からWEB
の完走証への変化」というのも、文脈としては
DXに触れそうな気配はあるものの、計測工房
としては「優位性の確立」とまでは捉えていな
いし、むしろ紙のままでも良いのではと思って
いるので、少なくとも今の時点では計測工房
ではDX案件ではなさそうです。
ただ、クライアント様の要望に対しての選択肢
としては持っておくということです。

