第6回尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日は群馬県利根郡片品村におきまして

が開催され、計測工房にてタイム計測を担

当させていただき、二見が計測ディレクター

を務めさせていただきました。私・藤井

サポート役として従事しました。

 

 

片品村出身のスカイランナー星野和昭

さん(写真)が片品村でプロデュースする

スカイランニング3大会の1つです。

 

 

片品村スカイランニング3大会は下記と

なっています。いずれも今秋開催です。


9/20

丸沼高原 日光白根山アセント

 

10/10-11

尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター

 

10/24-25

HOTAKA SKYRUN

 
 
今大会は、スカイランニングの種目の
バーティカル(一気登り)で、ホワイト
ワールド尾瀬岩鞍スキー場のゲレンデ
で5km D+1000mのコースプロフィール
で開催されました。
(チャレンジコースは3km D+700m)
 
 
今大会は日本スカイランニング協会(JSA)
によるスカイランニングのバーティカル
部門およびユース部門の日本選手権と
しても開催されました。(詳細→こちら
 
 

スタート地点となるメイン会場。

担当の二見はメイン会場の計測テント

にてオペレーションをおこないました。

 

今大会は30秒おきに1人ずつスタート

するウェーブスタート方式でした。

 

 

コース途中には最大斜度40度という名物

のジャイアントウォールをよじ登ります。

(前日撮影)

 

 

フィニッシュ前最後の登り。ここもD+200m

で最後の踏ん張りどころ。

 

 

フィニッシュ地点は標高1700m。

 

 

フィニッシュ地点です。地面にはタイム計測

用アンテナマットが設置してあります。

なお、今大会では選手の皆さんのゼッケン

に装着されたICチップにて計測をおこない

ました。

 

 

最後の登り。

 

 

登り切ってフィニッシュ!

 

 

フィニッシュ地点では私ともう1人のスタッフ

とでオペレーションをしました。

(大会映像チーム撮影)

 

計測データはWi-Fi経由で下のメイン会場

に送ります。

 

なお、通常であればフィニッシュ後に完走証

の発行をおこなうところですが、今大会は

接触回避などの理由から、完走証は用紙

だけ配布されて、後から各自でセルフ記入

方式となりました。

 

 

注目の男子レースは、日本のホープの

近江竜之介選手が日本選手権初優勝

(バーティカル部門)。

近江選手はユース世代(23歳以下)で

もありユース部門でも優勝です。

 

 

長年この種目のトップに君臨し「皇帝」

と称される宮原徹選手が2位に。

 

 

女子優勝はバーティカルの女王・

吉住友里選手でした。2位に5分差の

圧巻の勝利でした。

 

 

女子のユース日本選手権優勝は女子

総合4位に入った小林華蓮選手でした。

 

 

今回、標高1700m地点まで機材を運搬

してくれたのはブルドーザーでした。

 
 

 

今大会のプロデューサーである星野和明

さんは、

 

スカイランニング×観光事業

=スカイランニングツーリズム

 

を掲げ、地域活性化をはかり片品村の

魅力発信、山岳スポーツの振興、ジュニア

の育成を大会開催の目標としています。

 

今回、コロナ禍での大会でしたが、星野さん

はfbで下記のように発信されていました。


片品村は観光の村です。来ていただかない

と成り立ちません。やらないことが一番安全

なのかもしれません。しかし、これが未来に

繋がると信じて開催します。(大意)

 

 

とりわけ今大会は昨年が台風で中止となって
いたため、今年は2年ぶりの開催でした。
今回も事前の台風接近で危ぶまれたのです
が、日曜日は好天に恵まれました。
無事に開催されたことを嬉しく思います。