国内の陸上競技のトップクラスの大会と
してはコロナ後の初めての大会となった
北海道を転戦するホクレン・ディスタンス
チャレンジ の第2戦の深川大会が本日、
開催されました。
コロナ禍対策ということで無観客試合で
実施され、競技は全てYoutubeでライブ
配信されました。
本日の女子3000mで期待の田中希実選手
(豊田自動織機TC)が8分41秒35の日本
新記録をマークしました。
3000mは五輪種目ではありませんが、田中
選手の専門の5000mに生きるであろう素晴
らしい記録です。
コロナ前とコロナ後では社会の在り方(単
に感染症対策という表面的な意味では
なく)や人々の意識改革など、すっかり
違う世界になってしまった錯覚すら覚え
ていましたが、こうしてコロナ前の記録が
コロナ後に破られて歴史が塗り替えられ
ると、やっぱりコロナ前とコロナ後は繋がっ
ていたのだと認識させられました。
私の仕事であるスポーツ大会のタイム計測
が、コロナ前には忙殺されて悲鳴を上げたく
なるほど仕事に追われていたのに、コロナ後
は仕事がゼロになるという、まさに別世界に
変わった感覚が大きすぎたのでしょう。
田中選手の日本新記録がコロナ前とコロナ
後の世界の継続性を教えてくれました。