隔世の感 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

実家から出てきたのですが、ランニング雑誌

『ランナーズ2003年12月号』に当時社員だっ

た私の書いた記事が掲載されました。

(注:私はタイム計測担当の社員であり、雑誌

の編集部員ではなかったが依頼を受けた)

 

2003年の8月にフランスのパリで開催された

世界陸上をプライベートで観戦したのですが、

その観戦記を書いたのでした。

 

タイトルは「エンターテインメントだった世界陸上」。

 

日本とは異次元の盛り上がりだった世界陸上

を現地で体感したうえで、ヨーロッパの文化の

中にスポーツがエンターテインメントとして根

付いていると感じたことを書きました。

 

そして結びに冒頭写真の通り、

ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロンド

ン、パリ、ベルリン、ロッテルダム・・・、

欧米大都市では数万人規模の市民マラソン

開催されているのに、日本では同じことが

出来ない理由も、ここに共通すると感じた。

 

2003年当時の私の正直な実感だったのです

が、2020年の今、隔世の感しかありません。

 

この記事を書いた4年後、2007年2月に第1回

となる東京マラソンが3万人規模で開催される

と、それをモデルとした都市型の大規模マラ

ソンが雨後の筍の如く誕生し、今では全国ほと

んどの都道府県で同様の大規模マラソンが

開催されています。

 

2003年当時の私の心象だと半ば諦観みたい

なものがあって「欧米とは文化が違うから日本

では無理でしょう」という感覚を持っていたの

ですが、今ではそんなことはなかったと証明さ

れているので、私自身の浅はかさを恥じると

ともに「ほんの数年で世の中は変わる」という

ことを再認識しました。

 

今から2~3年後、2022年とか2023年ぐらい

にコロナ前を振り返ったら、「いやあ、世の中

変わった」と感じるように思えてなりません。

(それほど今、変化の渦中にいると感じます)