昨日は長野県伊那市にて開催されました
春の高校伊那駅伝2019 のタイム計測を
計測工房で担当させていただき、私・藤井
が計測ディレクターを務めさせていただき
ました。
この大会は、高校陸上界ではその名を
知られた有名大会で、12月の全国高校
駅伝の出場校がずらりと顔を揃えます。
最大の特徴は、3年生が卒業する3月の
開催ということで、1・2年生だけが参加
する大会ということ。
新年度の戦力を占うレースになります。
9か月後の次回の全国高校駅伝でも8位
入賞するという傾向も出るぐらいレベルの
高い、もう一つの全国大会です。
地元の NBS長野放送さんによって男子
レースの模様は長野県内でTV生放送
されています。
また長野県外では、BSフジさんにて
全国生放送されています。
午前10時に女子がスタート。
女子は5区間21.0975kmです。
12月の全国高校駅伝と同じ区間数で
総距離も同じですが区間ごとの距離設定
は全国高校駅伝とは異なります。
そして全国高校駅伝を上回る64チーム
がエントリー。
2018年12月の全国高校駅伝(女子)の
入賞校のうち今回3校がエントリー。
長野東(長野)、仙台育英(宮城)、
立命館宇治(京都)、の3校です。
他にも全国の強豪校が集まりました。
なお、今大会では選手の皆さんのナンバー
カード(ゼッケン)に装着されたICチップ
にて計測をおこないました。
この大会での計測箇所は全10ヵ所。
女子第1中継所(いなっせ)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)
女子第2中継所(伊那バス)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフS氏撮影)
女子第3中継所(伊那食品工業)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフU氏撮影)
なお、伊那食品工業 さんは大会のメイン
スポンサーでもあり、地元の有名企業です。
大変立派な経営をされていることで知られ、
全国の企業経営者の模範として名高く、
創業者の塚越寛会長のご著書は私もかつ
て起業前に拝読させて頂きました。
(→その時のブログ )
※何度読み返しても勉強になります。
女子第4中継所(小出三区公民館)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフY氏撮影)
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
(計測工房スタッフT氏撮影)
1時間10分48秒で伊那駅伝初優勝を
飾りました。昨年の全国高校駅伝は3位
でしたが、今年2019年の全国高校駅伝
でも優勝候補の1校でしょう。
今回は1区から2位と好位置につけ、3区
で首位を奪ってからは完勝でした。
男子は6区間42.195kmで12月の全国高校
駅伝より1つ区間数が少ない設定ですが、
総距離は同じです。全国高校駅伝の2倍
以上の113チームがエントリーし、圧巻
の迫力レースです。
2018年12月の全国高校駅伝(男子)の
入賞校6校が今回エントリーしました。
倉敷(岡山)、世羅(広島)、
学法石川(福島)、九州学院(熊本)、
佐久長聖(長野)、埼玉栄(埼玉)、
の6校です。他にも全国の強豪校が顔を
揃え、伊那の男子レースはほぼ全国大会
と同義だと言えるでしょう。
男子第1中継所(きたっせ)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフS氏撮影)
男子第2中継所(みぶの里)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフK氏撮影)
男子第2中継所でのタスキ渡し風景。
(計測工房スタッフK氏撮影)
給油所)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフK氏撮影)
男子第4中継所(伊那市役所)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフS氏撮影)
男子第5中継所(いなっせ前)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
(計測工房スタッフI氏撮影)
58秒で4年ぶりの3度目の優勝を飾りました。
昨年の全国高校駅伝も2位でしたが、
今年2019年の全国高校駅伝も優勝候補の
1校でしょう。
今回は1区から2位と好位置につけ、アンカー
で見事な逆転優勝でした。
には、弊社で計測したデータがリアルタイム
で送られ、各中継所での通過順位とタイム
(トップ差)が表示されていました。
(2018年画像)
競技場内に設けられた記録室です。
全部で10ヶ所の計測地点をリアルタイム
にデータ処理をおこない、計測データはTV
生中継の長野放送さんに送られました。
この大会では計測地点が全部で10地点あり、
TV生放送へのデータ配信、そして大会公式
のリザルト(記録集)作成まで計測工房で
担当させていただいており、計測工房の中
でも屈指のボリュームの業務内容の大会と
なっており、記録室は私を含め3人体制で
臨みます。
も8年連続になりましたが、最高難易度の
大会だけに、毎年この大会の仕事を通して、
その時の会社の置かれている状態を測る
バロメーターのようになってきています。
何より、このような最高難易度の仕事を8年
連続でいただいているご縁に最大級の感謝
を申し上げたいです。
(計測工房スタッフK氏撮影)
会場の伊那市陸上競技場には今大会の
メモリアルプレートが埋め込まれています。
This is timing man.
We are professional timing man.
Born this way.
This is an everlasting journey.
今回も一期一会の貴重な仕事の
機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。