第3回身延山・七面山修行走 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。


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昨日(2015年11月29日)は、
山梨県南巨摩郡身延町にて
第3回身延山・七面山修行走
が開催され、計測工房にて
タイム計測を担当させていた
だき、私・藤井が計測ディレ
クターを務めさせていただき
ました。

第2回までの大会名は、
<修行走>身延山・七面山
トレイルランニングレース
でしたが、今回から修行走
を前面に出した大会名に
変わりました。

ロングコース(36km)は、
身延山(標高1153m)と
七面山(標高1982m)
の2つの山にアタックします。
とにかくコースは上りか下り
しかない
という超ハードな
コースで、気持ちよく走れる
フラットな個所や緩やかな
個所はないそうです。
ロングコースは累積標高差
が2700m。特に七面山参道
は標高差1200mを一気に
駆け上がる
ので、いわゆる
スカイランニング(登山
マラソン)の一分類である
「バーティカル」の要素も
入っています。
トレランのマゾヒスト達を
うならせ、まさに「修行」の
名にふさわしいレース、
それがこの「修行走」です。


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この大会を象徴するのが、
日蓮宗総本山である
身延山久遠寺 の三門。
スタート直後にこの三門を
くぐり抜けていくという、日本
でここでしか出来ないレース。

身延山久遠寺の三門は、
日本三大門の1つ。
(残り2つは京都の南禅寺
と知恩院)

身延山久遠寺は大会の特別
協賛として全面的なご協力を
頂いています。

身延山、七面山というエリア
は日蓮宗の「聖域」です。
聖域を走ることができる
トレランレース。
仏教とトレランが融合した、
ここにしかないオンリーワン
の大会と言えるでしょう。


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身延山(標高1153m)。
ロングコース(36km)、ショート
コース(13km)ともに山頂まで
アタックします。


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ロングコース(36km)は身延山
のあと、さらに七面山(標高
1982m)にアタックします。

七面山は日蓮上人が身延に
移り住む前は「甲斐修験道」
という修行をする山の一つ
だったそうで、現在でも日蓮宗
では珍しいそうですが、
山岳修行の形態を色濃く残し
ており、修行の山として多くの
方から信仰を集めています。
(以上、大会ウェブサイトより)


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スタート・フィニッシュ地点です。
地面にはタイム計測用アンテナ
マット
が設置してあります。


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スタート前には、御坊さんに
よる安全祈願。今大会ならでは。


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いよいよ修行開始。


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ロングコースのスタート。


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身延山久遠寺の三門をくぐり
抜けていく様子は圧巻。
(2014年に撮影)

なお、今大会では参加者の
皆さんのゼッケンに装着され
たICチップ
にて計測しました。


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今年のロングコース(36km)
男子優勝は招待選手の
大瀬和文選手でした。


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そしてロングコース女子
優勝は北海道から参戦の
高村貴子選手。


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こちらは完走証発行所です。


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フィニッシュした皆さんには
各自のタイムと順位の印刷
された完走証
が発行されます。


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完走証は修行を完了したと
いう意味で「満行の証」と名付
けられています。この満行の
証の完走証、オンリーワンの
デザインだと思います。
ちょっと真似できませんね。


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私が計測オペレーションを
おこなった記録室です。


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今大会アドバイザーはプロ
トレイルランナー石川弘樹
さん。石川さんは他の自身
のプロデュース大会では、
「楽しんで走ってください。
気持ちよく走ってきてください」
と参加者の皆さんに呼びか
けるのが定番ですが、
「この大会だけは覚悟して
走ってきてください」と話を
されます。


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表彰式で、ロングコース
優勝者に授与された額縁
ですが、


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額縁の中身は、隣町・早川町
在住の画家・映水さん書に
よる大会コースマップです。
(2014年撮影。この年は掛け軸)


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ちなみに第1回(2013年)に、
ロングコース優勝者に
授与されたオリジナル
トロフィーも圧巻でした。
身延山の仏師さんが
彫った逸品。(2013年撮影)


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なお大会実行委員会の
小松副委員長(写真)は
トレイルランナーであり、
本業が僧侶であられます。
自らをTRAIL MONKと名乗
られる小松副委員長の
存在が、この唯一無二の
オンリーワン大会の要で、
この地に仏教とトレランの
融合が成立していると感じ
ます。


この大会のサブタイトルは
抜苦与楽への道」、
抜苦与楽とは仏教の基本
理念であり、このレースは
修行であり、完走(満行)
したあかつきには抜苦与楽
への道が開けるというコン
セプトです。

36kmロングコースは
「七面昇龍コース」、
13kmショートコースは
「思親報恩コース」と

名付けられています。

日蓮宗総本山の身延山で
開催されるトレランということ
で、徹頭徹尾、仏教のコン
セプトが貫かれています。



This is timing man.
We are professional timing man.
Born this way.
This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の
機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がり
ますように。