陸上の大会・テキサスリレーにて桐生祥秀選手
(東洋大)が追い風参考記録ながら9秒87で優勝し、
陸上界のみならず世間でも大きな話題になって
います。
国際陸連(IAAF)のサイトでも記事になっています。
朝日新聞では3ページに渡って記事掲載。
今回は、海外のレースで、しかも持ちタイムが
9秒台の外国選手複数に勝って1位になったと
いう点が最も価値があり、その結果として9秒87
というタイムが付いてきたと思います。
もちろん追い風参考記録なのですが、公認
でもほぼ同じタイムは出せるでしょう。
大学2年生となる今季は、9秒台をまず出し、
そしてそれを定着させるシーズンとしては、
最高のタイミングだと思います。
大学2年生という時期は、日本の競技者にとって
は最も環境が安定している時期です。
(進学、就職といった進路面での変化の影響が
最も少ないという意味で。余談ながら私・藤井も
1500m、5000m、10000mの生涯ベスト記録は
大学2年生の時にマークしました)
それにしても冷静に数字を見ると、9秒87と言えば、
1991年の東京世界陸上であのカール・ルイス選手
(アメリカ)が出した当時の世界新記録9秒86に
匹敵し、1992年のバルセロナ五輪の金メダルの
リンフォード・クリスティ選手(イギリス)の自己ベスト
タイム9秒87と全く同じです。
もちろん桐生選手が生まれる前の話ですが、当時
を知る私からすれば日本人が9秒87というのは
やはり相当なインパクト。
とうとうこんな時代が来たか、と思います。
公認9秒台の産声を楽しみに待ちたいですね。