ミスマッチが減少し、マクロに効率化が進行中 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日はちょっと興味深い分析を。

計測工房はおかげさまで毎年毎年、受注大会数が増えて
いますが、新規の受注には2パターンあります。

(1)既存のクライアント様からのご紹介、口コミ。
(2)全くの新規のクライアント様が、弊社ウェブサイトを見て
  見積の依頼。

このうち、(2)の場合ですが、最初は弊社のウェブサイトの
お問い合わせフォームをご利用になって、お問い合わせ
いただくことが多いです(電話の場合もあります)。
至近3年間の推移なのですが、

2012年 問い合わせメール50件 うち受注7件 ミスマッチ43件
2013年 問い合わせメール42件 うち受注7件 ミスマッチ35件
2014年 問い合わせメール28件 うち受注3件 ミスマッチ25件

ここから読み取れること。
・年々、問い合わせメールの件数が減っている。
・同時に、問い合わせを頂いても受注に至らないミスマッチの
 件数も減っている。
・ミスマッチは、お互いにとって労力と時間の無駄と言えるので
 マクロに見れば、より効率的になってきている。

なお、このデータだけだと、新規受注数が年々減っているのでは
ないかと思われるかも知れませんが、実は最近は最初に挙げた
2パターンのうち、(1)既存のクライアント様からのご紹介、口コミ
による新規受注が多いのです。これは実にありがたいことです。
この場合、ほとんどミスマッチが発生しません。



さらに続けます。
計測工房では、アルバイトスタッフを常時募集しています。
この場合は、弊社ウェブサイトからの応募となりますが、
至近3年間の推移、

2012年 問い合わせ19人 うち採用14人 ミスマッチ5人
2013年 問い合わせ10人 うち採用7人 ミスマッチ3人
2014年 問い合わせ8人 うち採用7人 ミスマッチ1人

ここから読み取れること。
・年々、問い合わせメールの件数が減っている。
・同時に、問い合わせを頂いていも採用に至らないミスマッチの
 件数も減っている。
・ミスマッチは、お互いにとって労力と時間の無駄と言えるので
 マクロに見れば、より効率的になってきている。


先に挙げた新規受注と、後に挙げたアルバイト採用の2つの事例
が全く同じ現象を示しており、ミスマッチが減ってきています。

これは心当たりがあって、計測工房のウェブサイト上に、弊社
の考え方や方針を、年々、より細かく明示するようになっている
からだと思います。受注に関しては「営業方針」を細かく明示
していますし、アルバイト採用に関しては「採用方針」を細かく
明示しています。細かく明示すればするほど、それに合った人
からしか問い合わせが来なくなります。結果的に、問い合わせを
してこられた時点で、弊社の考え方や方針に理解をいただいて
いるというフィルターを通過してこられたことになりますので、
ミスマッチが減っていくという、お互いにとってハッピーな結果
になっているかと。

今のところ、このやり方で良いのだと感じています。


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