九十九里トライアスロン2014 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

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昨日(2014年9月20日)は、千葉県長生郡一宮町を発着として、
6市町村(一宮町、長生村、白子町、大網白里市、九十九里町、
東金市)またがって、九十九里トライアスロン2014 が開催され、
計測工房でタイム計測を担当させていただき、私・藤井が計測
ディレクターを務めさせていただきました。


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記念すべき第1回大会となった舞台は九十九里。


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今大会は、日本国内最大規模となる2,000人参加のトライ
アスロンです。距離は51.5kmのスタンダードディスタンスのみ。


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スタート地点でのアンクルバンド配布テントですが、2,000個の
アンクルバンドが並ぶのは壮観。アンクルバンドの中に入って
いるICチップ
にてタイム計測をおこないました。


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選手のボディナンバリングはごらんのとおりタトゥーシールで。
エリート選手の大会ではおなじみですが、一般市民のエイジ
大会で全選手にタトゥーシールを使用したのは本邦初では?
生まれて初めてこの大会でタトゥーシールを使用したという
参加者の方も多かったと思います。


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スイムコースは一宮川河口。750m泳いでUターンしての1.5km。


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フローティングからのスタート!
今大会は、5分おきの全10回のウェーブスタートでおこなわれ
ました。


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スイムレース風景。


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こちらはスイムフィニッシュ地点です。地面にはタイム計測用
アンテナマット
が設置してあります。


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スイムフィニッシュ地点はなかなかテクニカルな造成。


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スイムフィニッシュ計測風景。(計測工房スタッフF氏撮影)


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そしてスイムアップ後、次のバイクスタートまでのトランジット
が今大会の語り草になりそうです。赤カーペットが延々と・・・


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橋もわたります。実に、スイムフィニッシュ後500mは
移動距離があります。


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ようやく辿り着いたトランジットエリア。2,000台の自転車が並ぶ
姿は壮観・・・。というよりも全容が肉眼では見えません。
トランジットエリア自体が幅500m近くに及んでいるからです。
そして注目は、この場所が公道上であること。
前夜から交通規制をかけて、道路上が2,000人分のトランジット
エリアに早変わりしていました。
(計測工房スタッフI氏撮影)


スイムフィニッシュから、バイク乗車ラインまで実に1kmぐらい
あります。日本最長のトランジットです。


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そしてバイクコースは、九十九里有料道路を交通規制しての
片道20kmを往復する40km。


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自動車専用道路を贅沢に占有してのバイクコースは、実に
魅力的。


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ランスタート地点です。地面にはタイム計測用アンテナマット
ランコースは一宮町内を片道5km、往復で10km走ります。

今大会では、スイム、バイク、ランいずれもが1周回のコース
に設定されており、他の多くの大会で見られるような複数周回
を走るコースではありません。これだけでも特筆すべき大会です。


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そして最後のランフィニッシュ地点です。地面にはタイム計測用
アンテナマット
が設置してあります。


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フィニッシュ!


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今大会は、一般市民トライアスリートをターゲットにしたエイジ
大会ですが、2008年北京五輪日本代表だった山本良介選手
も参加。貫録の走りで、総合タイムはダントツの1位でした。


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にぎわうフィニッシュ後。


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フィニッシュ会場には広大なパーティーエリアが。今大会の
もう1つのテーマ、ビーチサイドパーティー会場です。


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ビーチサイドパーティでは、ご覧のBBQグリルで名産の焼き
はまぐりも提供されます。


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ビーチサイドパーティーのブース。


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フィニッシュ後の参加者の皆さんには、ビーチサイドパーティーの
飲食チケットが配布され、焼きはまぐりはもちろん、地元6市町村
が提供するフードブース、そしてもちろんアルコールもありの
リラックスしたパーティータイムが展開されていました。


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表彰式風景。


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私がオペレーションをおこなった計測テント内です。


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サーフボード型の大会ロゴが象徴的ですが、今大会は実は
2日間開催。Triathlon & Surf のコピーの通り、土曜日がトライ
アスロンで、日曜日はサーフイベントです。


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九十九里といえば、サーフ。


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大会プログラムは、A4横開きのブックレット仕様。
これも実にこだわっています。今大会、コンセプトから、デザイン
まで徹頭徹尾作りこまれたブランディングを感じます。


今大会の実行委員長は日本のトライアスロン界パイオニアの
白戸太朗 さん。そして白戸さん率いるトライアスロン会社の
アスロニアさんが地元の一宮町とともに主催・運営しています。

「東京から近くて、心地よいロケーションの大会」
「近くて、走りやすくて、楽しい大会」というテーマで、
「トライアスロン」、「サーフ」、「ビーチサイドパーティー」という3つの
コンセプトを盛り込んで、日本最大規模の2,000人の参加者を集めて
大会をおこなうという、実に意欲的な試みだったと思います。


当然、第1回大会ですので、課題や改善点は多く出ることでしょう。
大会プログラムには、大会プロデューサーである小林正晴さんの
こんな言葉が、「お寄せいただいたご意見を取り入れて、来年は
規模も楽しさも日本一の大会とすることを目指します」と。




This is timing man. We are professional timing man.
Born this way. This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。