The4100Dマウンテントレイル in 野沢温泉2014 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

昨日からの2014年7月20日-21日の2日間に渡って、
The4100Dマウンテントレイル in 野沢温泉2014 が長野県
下高井郡野沢温泉村にて開催されました。
計測工房にてタイム計測を担当させていただき、私・藤井
が計測ディレクターを務めさせていただきました。


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大会当日、早朝の野沢温泉村。


全長65km、累積標高差4100m、制限時間20時間のロング
のトレランレースです。大会名の4100Dは累積標高差を
意味しています。屈指のハードコースです。


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会場は野沢温泉村オリンピックパーク(野沢温泉村は1998年
長野五輪のバイアスロン競技が実施されました)。
スタート・フィニッシュ地点にはタイム計測用アンテナマット
設置されています。


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メインは65kmの部ですが、その他に23kmの部、14kmの部もあり、
合計で900人以上のエントリーがありました。


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65kmは、スタート後しばらくは温泉街のロード区間を走行するので、
自動車での先導が可能ということで今年はフォルクスワーゲン さん
が先導していました。


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65km(&23km)の部スタート!
なお、今大会では参加者の皆さんのゼッケンに装着された
ICチップ
にて計測をおこないました。


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65kmはロングのトレランレースですが、最大の特徴は、
全行程が3区間(セクション1、2、3)に分かれていること。
各セクション終了毎に一度メイン会場に戻ってきます。

スタートしたら、ワンウェイでフィニッシュを目指すレース
とは異なり、レース途中2度、メイン会場に戻ってくるという
のは大きな特徴です。

このため、会場にある選手村(テント)に参加者の皆さんは
荷物を置いておき、セクションの合間に着替えたり、装備の
補充や交換が可能です。


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さらにメイン会場はエイドステーションでもあります。
各セクション終了後は、たっぷりと飲食の補給を受けることが
できます。

レース中、2度メイン会場に戻ってくるため、非常に戦略的な
レースが可能でもあり、あるいは無理のないリタイアがしやすい
とも言えます。


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フィニッシュへ!


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こちらは完走証発行所です。


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フィニッシュした皆さんには各自のタイム(第1セクション
から第3セクションまでのラップタイム入り)と順位の印刷
された完走証
が発行されました。


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表彰式風景です。


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私がオペレーションを行った記録室です。
単にタイムを計測するというだけでなく、出走者のチェック、途中
リタイア情報の管理、現在レース中の人数など逐一管理します。
トレランでロングになればなるほど重要度の増す業務です。


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やがて夕刻に。
制限時間は20時間。日没後もずっとレースは続きます。


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日没後のメイン会場。
朝7時にスタートして、制限時間は深夜3時です。


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最終ランナーのフィニッシュまで、完走証の発行も続きます。


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夏の野沢温泉村。

青い空に入道雲、あふれる大自然の山々、日本人なら思わず
懐かしさを覚える里山の風景・・・、
この時期の信州は訪れるだけで「夏休み感」を満喫できます。



This is timing man. We are professional timing man.
Born this way. This is an everlasting journey.


今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。