福士加代子選手が銅メダル | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

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本日から開幕した世界陸上2013モスクワ大会で女子マラソンの
福士加代子 選手(ワコール)が2時間27分45秒で銅メダルを獲得しました。


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写真は計測工房で計測させていただいているFUKUIスーパーレディス
駅伝に出場した際の福士選手。


稀代のトラック長距離ランナーとして日本女子トラック長距離界を牽引して
きた福士選手ですが、世界陸上や五輪ではトラックでどうしても入賞に
届かない結果が続いてきましたが、マラソンに転向して初の世界大会で
見事に結果を出しました。マラソンでは終盤の失速が課題でしたが、
今回のスプリットタイムを見てみると・・・、

5km 0:17:09
10km 0:34:14 (0:17:05)
15km 0:51:25 (0:17:11)
20km 1:09:03 (0:17:38)
25km 1:26:37 (0:17:34)
30km 1:44:07 (0:17:30)
35km 2:02:09 (0:18:02)
40km 2:20:04 (0:17:55)
finish 2:27:45 (0:07:41)

前半ハーフ 1:12:59
後半ハーフ 1:14:46

1位・2位の2選手は後半のペースアップでネガティブスプリットを刻んだ
ので完全に他の選手とは別次元でしたが、福士選手の頑張りは35kmまで
のラップ(18分2秒)より40kmまでのラップ(17分55秒)のほうが上がったと
いう点に集約されています。福士選手のマラソン歴で初めての事象です。


福士選手の健闘をたたえたいですね。