タイム計測でした。この大会は小学生のアクアスロン大会で、
アクアスロンとはスイム+ランの2種目の合計タイムを競うスポーツです。
トライアスロンからバイク(自転車)だけがないスポーツとも言い換えられます。
計測工房では3年連続で携わらせていただいています。この大会の計測は
ダッツインターナショナル株式会社 さんとのコラボレーション業務でした。
なお、担当の計測ディレクターは緒方が務めさせていただきました。

今年から参加人数も増えた関係もあって、スイム会場は2ヵ所に分かれることに
なりました。こちらは低学年のスイム会場となった荒川区立汐入東小学校の
プールです。最新鋭の学校だけあってプールは屋上(8階)にあり天井は開閉式。

そして高学年のスイム会場となったのが、荒川区立第三中学校のプールです。
こちらも屋上(4階)にあります。なお、私・藤井はこちらの会場を担当させて
いただきました。

プールサイドにタイム計測機材を設置しています。このアンテナマットにタッチ
してもらうことで計測される仕組みです。

競技前のウォーミングアップ風景。プールサイドには大勢の保護者の方が観戦に。

まもなくフィニッシュ!
子どもたちの手首にICチップを装着しており、プールサイドにあるアンテナマットに
タッチすることで計測されます。

今回使用されたタイム計測用のICチップです。東京マラソン で使用されているものと
同じもので、マラソン大会だとシューズに取り付けますが、この大会ではスイムの
時は手首に、ランの時は足首に巻いて装着してもらいました。
泳ぎ終わった子どもたちは、着替えて、次のレース(ラン)の会場へ移動します。
なお、通常のトライアスロンではスイムとバイクとランのそれぞれの競技の間も
レースタイムに含まれます(専門用語でトランジットタイム)。しかしこの大会では
スイムとランの間の着替えや移動時間はレースに含みません。

隅田川沿いの遊歩道にランのフィニッシュ地点。タイム計測用アンテナマット。

緒方がオペレーション中。

フィニッシュ!
先ほどのスイムでは手首にICチップを付けていましたが、トランジットの間に
足首に付け替えてもらい、ランでは足首に装着されたICチップで計測しました。

スイムとランのレースが終わると、汐入東小学校の中に設置した記録室にて
合計タイムの集計をおこないました。緒方が集計作業中。
毎年、暑い真夏におこなわれており、この大会の記憶は灼熱の感覚と一体化
して刻み込まれていますが、今年も例外ではありませんでした。
参加する子ども達にとっても、夏の暑い思い出になっていることでしょうね。
This is timing man. We are professional timing man !
今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。
なお本日はもう1つの仕事、長野県北安曇郡白馬村で開催されました
2010白馬チャレンジ のタイム計測を計測工房でサポートさせていただき、
小泉が行っておりました。