2008神戸全日本女子ハーフマラソン | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日は2008神戸全日本女子ハーフマラソン のタイム計測を計測工房で担当させて

いただき、私が計測ディレクターを務めさせていただきました。

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ハーフマラソンのフィニッシュ地点は神戸ハーバーランドモザイク です。

エアアーチの下にはタイム計測用アンテナマットが設置されており、今回は選手の

ゼッケンに装着されたICチップを使用してタイム計測をおこないました。


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フィニッシュ地点の目の前のテントが私の仕事場の記録室となりました。

中はご覧の通り、ずらりとPCとプリンタが並びます。

今大会では、スタート地点、5km地点、10km地点、15km地点、20km地点、そして

ハーフマラソンのフィニッシュ地点と、10kmレースのフィニッシュ地点の合計7ヶ所の

計測をおこないました。かなり大掛かりです。


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フィニッシュした選手は、こちらの完走証発行所にてタイムと順位の印刷された

完走証を受け取ることができます。ちなみにハーフマラソンと10kmレースとで、

それぞれフィニッシュ会場が異なり、それぞれの会場で完走証発行をおこないます。


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完走証発行所の裏側です。


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今日は朝のうち、曇り空でしたがレーススタート前から雨が降り始め、後半はかなりの

雨となってしまいました。


この大会は女子ハーフマラソンとなっていますが、実は男性も出場可能で、参加人数

では男性のほうが多いのです。

神戸の中心地、観光地を贅沢に走れるコース設定もさることながら、毎年、女子の

トップランナーが参加しています。

今年は、ジュリア・モンビ選手(アルゼアスリートクラブ)と、2007年大阪世界陸上の

日本代表だった脇田茜選手(豊田自動織機)のマッチレースとなり、15km~20kmの間で

リードを奪ったモンビ選手が1時間9分45秒で優勝(2連覇)、脇田選手は1時間9分57秒で

2位でした。また、3000m障害の日本記録保持者である早狩実紀 選手(京都光華AC)が

この大会には毎年のように出場しており、今年も8位に入賞していました。

(ちなみに早狩選手は2005年のこの大会で優勝経験あり)


その他、ゲストとして有森裕子 さんと、先日の東京国際女子マラソンで3位に入った

マーラ・ヤマウチ 選手(イギリス)、そして野口みずき 選手(シスメックス)も飛び入りで

ゲスト参加するなど、今年も豪華な大会でした。(ちなみに野口選手も2003年のこの大会

で優勝しています)



今回も一期一会の貴重な仕事の機会に感謝です。

この現場が次の現場に繋がりますように。




なお緒方は昨日、富山県高岡市で開催されました第28回高岡万葉マラソン のタイム

計測を、本日は愛知県刈谷市で開催されました第2回ファミリースポーツテスト in 刈谷

のタイム計測を担当させていただきました。