人に感動を与える会社 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日、新規に仕事の問い合わせがあったのですが、度肝を抜かれるような

案件でした・・・。衝撃的、いや笑撃的?  実現したら公表します・・・。


最近、予想外の仕事の打診をいただくことが多く、うれしい限りです。

(予想外・・・マーケットとして顕在的に認識していない方面からの案件という意味で)

こちらからは営業のしようもない方面からの問い合わせですので、裏を返せば

計測工房の認知度(クライアント様からの視認性=検索したときに見つかる)が

高まってきたということでしょうか。



さて、昨日読了した本、

坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」

坂本光司 さんの「日本でいちばん大切にしたい会社 」です。


・最近、多くの人が勘違いしているが、会社は経営者や株主のものではない。従業員、

 その家族、顧客、地域社会など、かかわるすべての人々のものである

・どんなに高い技術や、よい商品を提供していたとしても、「企業は社会みんなのもの

 である」という根本原則を忘れ、社会の公器としての責任や使命をないがしろにして

 いる会社は壊れていく。

会社は、①社員とその家族、②外注先・下請企業、③顧客、④地域社会、⑤株主、

 の5者に対して使命と責任を持つ。その優先度は、この順番どおりである

 決して、顧客第一や株主第一ではない。

・株主の満足度を優先すると、短期の業績や短期の株価に一喜一憂してしまい、長期の

 スタンスに立った経営ができなくなる。

会社でいちばん大切なことは業績を上げることではなく、会社を継続させることである

・経営に関する問題の99.9%は会社内部にある。外部環境や規模や業種ではない。

景気は与えられるものではなく、創るもの。お客様が感動するような商品を創り続け

 提案すればいい。これはどんな業種にもどんな企業にも当てはまる

・中小企業は、大企業がやらないような数の少ない仕事、納期が短い仕事、スピードが

 速い仕事、試作的・開発的な仕事をするべき。

・「幸福とは、①人に愛されること、②人にほめられること、③人の役に立つこと、④人に

 必要とされることであり、このうち②③④は働くことによって得られる」

経営トップの引き継ぎは、後継者が35歳~45歳がベスト。そして経営者は65歳~70歳

 で社長を辞めるべき。たとえ人格、見識、能力に衰えがなかったとしても、というより

 会社の継続のためにはむしろ、衰えないうちに辞めるべき。


・著者が大切にしたいと考える会社

 ①「日本理化学工業 」(神奈川県川崎市)

  従業員50名のうち7割が知的障害をもった方々。主製品はチョーク。

 ②「伊那食品工業 」(長野県伊那市)

  創業以来48年連続増収増益。主製品は寒天。会社を取り巻くすべての人が

  「いい会社だね」と言ってくださる会社になることを社是とする。

 ③「中村ブレイス 」(島根県大田市)

  日本一、へんぴなロケーションにある会社に、日本中・世界中からお客様が来る。

  主製品は義肢装具。

 ④「柳月 」(北海道河東郡音更町)

  安くて最高品質のお菓子を作り続け、40年以上も増収増益。そしてどんなに売れても

  北海道を離れての全国展開を一切しない。

 ⑤「杉山フルーツ 」(静岡県富士市)

  地方のさびれたシャッター商店街にある家族経営の果物店。贈り物に特化したことで、

  従業員一人当たりの売上高、平米あたりの売上高は同業者の倍を誇る。


上記の五社の実例は、どれも感動の涙が出るものばかりです。

人に感動を与える会社、これこそが著者がいちばん大切にしたいと定義している会社なの

です。経営者として深く考えさせられます。