アイデアやノウハウは公開して共有すべし | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

秋のマラソン・駅伝の繁忙シーズンは仕事が多く、ありがたく嬉しい悲鳴を上げる季節

ですが、本日もまた1件新たな仕事の依頼があって、どうやって体制を組もうか悩まさ

れます。これはこの業界に共通の悩みだと思うのですが、自社のリソース(人材、機材、

予算)のキャパシティの範囲内で仕事を引き受けるという常識的な方針もあるでしょう。

私の場合、まず引き受けるという前提で、後から不足しているリソースを検討するという

方針です(もちろん限度はありますが)。


計測工房の企業理念にもあるとおりです(「どうやったらできるかを考える」)。

このやり方を貫徹すると、その途中では苦労も多いのですが、乗り越えるとキャパシティ

自体が広がっているという大きな効果が得られます。

ということで、本日の依頼ももちろん引き受けました。



さて、昨日読了した本です。

日垣隆「ラクをしないと成果は出ない」

日垣隆 さんの「ラクをしないと成果は出ない 」です。



・どんな仕事にも「成果を上げる方法」がある。それはゼロから築くより、すでにあるパターン

 を盗んで組み合わせるほうが効率がいい。基本的なことは既存の方法に頼ってラクをし、

 細部を検証しながら微調整していくのが正しい試行錯誤の方法である。

誰にでもできる作業は人に頼んで、そのぶん自分にしかできない仕事をすべき

 代替性のない仕事をやらないと、コンピュータや安い労働力にとって替わられてしまう。

・情報収集に新聞やニュースは不要。重大なことは人から教えてもらうのがいちばん。

アイデアを思いついたら他人に話す。身近な誰かに話して、アイデアを揉んでもらう。

 思いがけない疑問を提示されたり、反論されたりするので、自分ひとりの思い込みで

 突っ走る過ちの防止になる。他人の頭で揉まれることで、そのアイデアが良いものか

 どうかがわかる。

・常にどんな仕事の依頼が来るか予測し、自分の能力・時間に照らし合わせて「できる

 仕事」を把握しておけば、相手の依頼には即決できる。

・仕事の量は完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する。どんな仕事も

 3時間あると思えば3時間かかってしまうし、1時間しかなければ1時間で何とかなる。

好きな仕事を増やすためには、自分でなくてもできる仕事は人に任せること

・若いうちは足し算で動けるが、ある年齢を過ぎたら、何か仕事を増やすときは、必ず

 別の仕事を減らす引き算が必要。

・「今いるメンバーで最善を尽くし、うまくいかなくても誰かのせいにしない」。人事権が

 あってもなくても、これが成功するセオリーである。

・毎日仕事が終わったら机の上と周辺を完全に整理するというルールを励行するには、

 社長や管理職などトップ自らが実践すること。

ビジネスで得た知識は言語化し、ノウハウとして公開・共有したほうがいい。それで

 全体のレベルが上がるほど、自分がラクに成果を出せるようになる。

・天才以外の凡人は、継続することによってのみ成功する。そして好きなことでないと

 継続できない。



特にアイデアやノウハウは、自分ひとりで後生大事に抱えるのではなく、公開して共有

するべきというのは、時代性(「web2.0」しかり)にも沿っていて間違いないと思いました。



なお、本書の装丁はデザイン会社TYPEFACE渡邊民人 さんのデザイン。

計測工房のロゴ、スタッフウェア、名刺などのデザインも渡邊さん率いるTYPEFACEさん

にお願いしたものです。