生涯現役、問答無用でノックアウト | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 」は、すし職人・小野二郎さん。

昨秋、ミシュランガイド で最高峰の三ツ星に認定された小野さんは82歳の今も現役の

最前線で仕事の道を追求されています。


もう私は、小野さんの生き様そのものに問答無用でノックアウトされてしまいます。

7歳から奉公に出されて働き始め、82歳の今も常に向上心を持って、現状に満足しない

シビれますね。生涯現役。


言葉を超越した生き様を学ばせていただきました。

こういう仕事人を見ていると、生きていて嬉しくなります。いくらでも仕事をしてやろうと

いう気持ちになります。私も自分の仕事の道をそのぐらい極めてみたいです。




さて、本日読了した本は、

本田直之「レバレッジ人脈術」

レバレッジコンサルティング 代表取締役社長兼CEO・本田直之さんの「レバレッジ人脈術

です。本田さんのレバレッジシリーズも「レバレッジ・リーディング」、「レバレッジ・シンキング」、

「レバレッジ時間術」、「レバレッジ勉強法」に続いて5冊目です。


今回は、人脈術というタイトルです。


本を読まないビジネスマンは成功しないが、人脈のないビジネスマンはもっと成功しない。

 人脈に勝るパーソナルキャピタルなどない

人脈とは、誰を知っているかではなく、誰に知られているかである

・人脈とは、情報を交換したり、人を紹介したり、刺激しあったりして一緒に成長していける

 ようなマインドの高い仲間のこと。

人付き合いは「ギブ・アンド・テイク」でもなく、よく言われる「ギブ・アンド・ギブ」でもなく、

 「コントリビューション(貢献)」である

レバレッジ人脈術は、人に頼ったりお願いするのではなく、あくまでもコントリビューション

 で関係を深めながらお互い切磋琢磨し、関わった全員が相乗効果を得ていこうという精神

・人を見る目とは、その人と自分の温度差や相性、あるいは人間性を見定めるということ。

 判断基準の一つは「自分の大事な人に紹介できるかどうか」。また、「その人と長期的に

 つきあっていけるかどうか想像してみる」こと。

人脈作りのうまい人とは、他の人から「この人に会いたい」、「この人と仕事をしたい」、

 「この人に何かやってあげたい」、と思われるような人。要は自分を磨き、その見せ方を

 知っているということ、つまりパーソナル・ブランディングが出来ているということ

・「会いたいと思われる人」になるための3つの条件

 ①絶対条件としてインプットが必要(本、雑誌、自己投資、セミナーなど) 

 ②魅力的なプロフィール(この人は面白そうだ、会ってみたいと思われるプロフィール)

 ③情報発信(ブログ、メルマガ、本を出す、新聞にコラムを書く、雑誌でインタビューを受ける)

・究極のパーソナル・ブランディングは自分で本を書くこと。

・人脈を作る第一段階は会いたいと思う人にアプローチすること。どうやって見極めるかと

 いえば、自分と波長が合う、自分とマインドが似ている、モチベーションの高さが同じ、

 自分とやりたいと思っていることが通じ合う、といった部分は欠かせない。

・人との会話は、10対90で聞き役に回る。(自分が10、相手が90)



大いに勉強になります。人脈を作るためというよりも、人として成長するために必要なことが

書かれているように思います。




さて、本書の装丁はデザイナー渡邊民人 さんの作。

弊社・計測工房のロゴマークや名刺、スタッフウェアなどのデザインは、渡邊さんが

代表を務められているデザイン会社TYPEFACE さんにお願いした間柄です。


装丁も「知って」本を読むのはまた深いものがありますね。