ロケハンと打ち合わせ | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

今日は早朝から東京都庁へ。と言っても、もちろん都庁は始業前です。

2007年2月18日に開催される東京マラソン のスタート地点の下準備です。


061129都庁ロケハン
東京都庁の庁舎前が東京マラソンのスタート地点となります。計測用の機材をテストしました。

道路上ですので、交通事故や交通違反にならないように、横断歩道の部分で、車の信号が赤の時に

実施しました。


タイム計測システムですが、決して万能ではなく、ICチップ(ICタグ)のようなRFID技術というものは

電波ですので、すべからく周囲の環境の影響を受けるものです。とりわけ、周囲の金属の影響を

受けます。ですので、マラソン大会などの計測の仕事が決まったら、初めての場所での仕事の場合、

必ず今日のように事前に実際の計測現場にて機材テストをします(ロケハンと呼んでいます)。

この東京都庁の前の道路も実は橋梁上であり、橋というものは全て鉄筋が埋まっていますので、

通常の道路の場合よりもシステムに与える影響が大きいことがわかっています。

今日のテストで、そのあたりの検討をおこないました。



早朝の一作業を終えてから飛行機で岡山へ。


061129桃太郎
岡山駅前に、犬と猿とキジを従えた桃太郎の像が立っていましたが、もちろん桃太郎を見に来たわけ

ではなく、12月に開催される山陽女子ロードレース のタイム計測を担当するので、クライアント様(大会

主催者)と打ち合わせです。


日本のマラソン大会の場合、大会主催者の7~8割は行政(自治体)です。○○市教育委員会とか

●●市体育協会とか、そういったクライアント様が多いです。あとの2割ぐらいが民間企業(新聞社とか)

ですかね。ちなみに本日のクライアント様は新聞社様でした。



地方に打ち合わせ出張に行く場合、ほぼ丸一日の時間を費やしますので、その日は他の仕事があまり

出来ません。ノートPCを持ち歩くので、空き時間でメール対応ぐらいはしますが、まとまった作業は

難しいですね。その代わり、移動時間で本を読んだり、勉強をしたり、考え事をしたり、といったことが

出来ればそれはそれで有意義です。今日もそのようにしていました。

(とは言え、朝が早かったため睡眠不足もあり、移動中も眠いときは素直に眠りに落ちていました・・・)