つくばマラソン | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

本日はつくばマラソン のタイム計測を担当しました。

茨城県つくば市の筑波大学を会場とするこのマラソン大会に今年は12,000人以上の参加がありました。

昨年開通したつくばエクスプレス のおかげで都心からつくばまでのアクセスが格段に向上したこともあって、

参加人数は過去最高だったとのことです。


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ゴール地点です。いつものように地面には、計測用のアンテナマットが設置してあります。

今回は選手のシューズに取り付けるタイプのICチップ(ICタグ)を使用してタイム計測をおこないました。



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昨日のブログでテーマにしましたが、これが今回の仕事場、記録室です。テントです。

つくばマラソンのような大きな大会になると、色々な人が、レース結果に関する色々な要望を寄せてくる

ので、大忙しです。ピーク時はテンパります。



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ゴールした選手はすぐに、タイムや順位の入った「記録証」を受け取ることが出来ます。そのための

発行システムは10セット用意しました。



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選手の受付ブースの近くに、「ICチップに関するトラブル対応所」を設けました。12,000人もいると、

色々なトラブルが次々と発生するものです。

 ・受付で渡されたICチップを紛失してしまった! 

   → 多数発生。困ったものです。そのままだとタイム計測が出来ませんので、この対応所にて

      新しく予備のICチップを発行します。

 ・連れていた犬がICチップを噛んでしまった!!

   → 実話(笑)。見事にICチップが壊れていました。仕方がないので、予備のICチップを

      発行しました。

  


とにかく、参加人数が多くなればなるほど、色々なアクシデントやトラブルが起きますが、ある意味、想定の

範囲内です。個別に適切な対処を取っていくわけです。

また、クライアント様である大会主催者様だけでなく、大きな大会であればあるほど色々な関係団体の

人が関わってきますので、とにかく記録室は慌しいです。細かいことまでは書ききれません・・・。

どんな苦労があるかは、また追って書きたいと思います。



ひとまず、なんだかんだ言っても、無事に終了しました。


これにて年間最繁忙シーズンであった10月・11月が終了!!!