9月末で退職となるので、本日が社員としての最終出社日でした。
と、通常であれば本人にとっても特別な日でしょうし(形式的、実質的ともに)、
周囲にとっても少なからずそうである思います。
しかし私の場合、まず9月の最終日である明日 9/30(土)が現場に出張です(笑)。
週末、10/1(日)に札幌でおこなわれる『札幌マラソン』の仕事のため北海道に
行ってきます。ちょうど月の変わり目が土日にまたがっているため、大会前日まで
社員の身分で、大会当日は社員ではなくなっているという奇妙な図式です(笑)。
週明けは月曜日から普段どおりに出社して、これまでの仕事を続けます。
それって退職なの?という感じですね。
そんなわけで、私自身も周囲も退職した気分はまったくない最終出社日でした。
今日は、キャノンの子会社であるキャノン電子の社長・酒巻久氏の著書、
『キャノンの仕事術』を読破しました。キャノンの躍進を支えているエッセンスを
教えていただきました。
キャノンでは「三自の精神」というものが根底にあり、「自発、自治、自覚」のこと
だそうです。意味するところは、何事にも進んで行動し、自分のことは自分で管理
して、自分の立場や役割を自覚するというものです。これが組織の末端にまで
浸透しているからこそ、これだけの躍進が出来たのだということです。
しかもやはり、キーワードとして社員を大切にするということも書いておられました。
私は決して大企業に勤めることはないと思うのですが(自分でベンチャーを立ち
上げる予定ですから)、京セラしかり、キャノンしかり、すばらしい大企業からは
大いに学ぶべきだと思っております。