弟の麦わら帽子 | きっと来る

弟の麦わら帽子

小さい頃、帰りのフェリーで、弟の麦わら帽子が風に吹き飛ばされ、海に。
どうにもならないから仕方ないんですが、私はそのとき弟と遊んでました。首にかける紐をパチンパチンってしながら…
だから…すごい焦ってずっとトラウマになってました…(ーー;)
大人になったらなんでもないことなんですが、たかが麦わら帽子って…でも、昔は私はかなり感受性が高くて、何にでも敏感で、麦わら帽子を見るとショックで…
もちろん今は大丈夫ですが、当時は、子供なのに、北海道で父親が迷子にならないか心配して、見失わないようにキョロキョロしたり、母親がご飯食べそびれてないかわざわざ見に行ったり、姉がお喋り楽しみ過ぎてフェリーに乗れないといけないから、おねえちゃん、船出るよ~って呼びに行ったりして…(笑)
大人だったら、ま~なんとかなるか~って割りきるけど…子供は割りきれないんですね~だから、自分のせいで…って思っちゃうんです。
弟の麦わら帽子、母親が新しく買い替えましたが…あの黒いリボンがついた麦わら帽子は、あれから瀬戸内海を漂流してどこかにたどり着いたんでしょうか、汚れてないといいな~
もう何十年も前の話だから、さすがに麦わら帽子も朽ちてるでしょうけど…私がゴムをパチンパチンしなかったら、弟の麦わら帽子で使われたのにな~なんて。
ふと、思い出しました