村田基氏が、Youtubeで「シマノ」って会社の会議は英語でやってる。

 なので「シマノ」に就職したければ、英語をしっかり勉強しとけみたいなことを言ってた。

 本当なのか、調べてみました。


 株式会社シマノの社内公用語は英語です。 

 シマノは、自転車部品や釣具などの開発・製造・販売を行うグローバル企業です。

 海外売上高比率が90%を超える世界企業となり、英語を公用語としています。

 シマノが英語を公用語とするようになったのは、1965年に米国に進出したことがきっかけです。

 当時、社長だった尚三氏は長期的な世界戦略を描き、米国での陣頭指揮を命じました。

 シマノでは、入社後に語学研修や通信教育などを利用して語学力を伸ばすことが推奨されています。

 また、社内には無料の社内英会話教室があり、終業時間内に受講することができます。

 「チームシマノ」約13,000人のうち、日本人は1割。

 コミュニケーションする上で、外国語を必要となる場面が多いシマノでは、講師を社内に招き、英語・中国語等の語学研修を受講することができます。

 また、WEBを利用したオンライン研修も用意しています。

 相手に伝わるコミュニケーション実践のために、対話力や論理力を実践的に学んでいきます。


 どんな社員が、どの部署で、どの段階から英語で会議してるのかは分かりませんが、社内公用語が英語であることは、事実のようです。

 日本では小学校から英語が必修になり、少なくとも高校までは学習します。

 なのに、不自由なく聞いたり話したりはできません。

 でも、これはごく当たり前のことなんです。

 「読む、書く」ことと、「聞く、話す」は別物だとも考えられます。

 やっぱ「聞く、話す」って生活に根ざしてないと身につきません。

 ある程度はできるようになっても、不自由なく「聞く、話す」ことってトンデモナク難しいのです。


 ・一定期間、英語圏で生活する。

 ・毎日のように英語を話す人と接する。

 

 天才でもない限りこれ以外の方法で、「聞く、話す」ことは習得できない。

 (ニューヨーク大学名誉教授 佐藤隆三氏 談)


 外国語大学、外国語学部などの出身でも2年くらい留学をして現地で生活しないと、不自由なく「聞く、話す」ことはできないと思う。

 幼い頃から英会話塾に通えば「聞く、話す」ことができる?そのようようなエビデンスはありません。 

 英語を勉強しようという動機づけにはなりますが、ネイティブのようにはなれません。

 大学、専門学校、英会話学校など日本でチンタラやってるより、英語圏に行って一定期間生活すれば「聞く、話す」ことは自然にできるようになります。

 元々、日本人は小中高校で英語の基本は学んでベースはもっているので、上達は早いでしょう。

 生活の中で必要感があれば言葉は習得できます。

 学校の授業でいくら勉強しても、それを日常生活で使うことがなければ「聞く、話す」が身につくはずがありません。

 今後、社内公用語を英語にする企業は増えていくだろうから、本気で英語もコミュニケーションの手段としたい方は、日本でやろうとせず、暫く英語圏で生活してください。

 現在の日本の学校教育に「聞く、話す」ことの習得を求めることは無理です。

 「シマノ」に就職し、世界に羽ばたきたいのであれば、英語圏で生活しながら勉強するのが手っ取り早いです。

 やっぱ留学ですかね〜。


 自分のように、日本でずっと生活し、50年以上チンタラと勉強しても英語を不自由なく操れるようにはなりません。(努力不足ってことかも 笑)


 日本の英語教育の現状、佐藤名誉教授の論評通りだと思います

                (静岡新聞より)


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