在職中8つの職場を渡り歩きましたが、ほとんどの職員が面従腹背してる最悪な職場がありました。

 その職場は何年も落ち着かない大変な状況にあり、各方面から優秀な人材?が集められ立て直しが至上命令だったのでしょう。

 一気に16名の職員が入れ替わりました。(一応自分もその一人 笑)

 当然トップ、トップ下の二人も鳴り物入りで就任しました。

 強い使命感をもって赴任してきたのでしょうが、最悪の二人(特にトップ)でした。

 職員の生活、要求などは二の次、独善的に無理難題を次から次へと進め理不尽なことを強制しました。

 理論ではなく勢いだけで物事を推し進める最悪のコンビでもありました。

 当然、職員は大きな不満と不信感をもちましたが、そんなことを表に出そうものなら、全体の和を乱したということで、公然と罵倒されました。

 職場の立て直しを名目に不平不満は一切許されないという雰囲気が漂い、体調を崩した休職者がでてもお構い無し、ピリピリした状態の2年間でした。

 不必要な一泊忘年会などを計画、参加を強制、表面的な親睦感を出そうとしたので、お互いの人間関係は深まるどころかギクシャクし、自分の仕事のことしか考えないようになり、抑圧された思いやりのない冷たい職場になっていました。

 今で言うパワハラに当たる内容もけっこうあったと思います。

 トップは2年でトップ下は3年で転任し、漸く民主的な普通の職場になりました。

 その後4年間その職場にお世話になりましたが、とても働きやすい温かみのある環境で過ごすことができました。

 トップ二人は自分たちが正常な職場に戻したという手柄をかざし意気揚々と新天地に向かったのでしょうが、その傲慢で人間的でない言動には今でも腹が立ちます。

 前述のように、その職場が非常事態であったので、行政は最後の手段?としてその二人を配置、何とかしてくれると思ったのでしょうが、力で無理矢理押し進めれば、その時は何とかなっても、後でそのつけは回ってくる、その代償は大きかったのではないか。

 二人が出ていった後の職員の人間関係は和みお互いに助け合うという雰囲気が生まれ、真に正常な職場になっていきました。

 厳しくても思いやりがあり、職員を平等に扱い、一人の人間として接してくれるトップにはついていきますが、人間味のない上意下達のロボットのような人は大嫌いです。

 みんなが面従腹背、いやいや我慢してやってたことをその二人が知っていたとしたら、逆に?たいしたものです。

 二度と同じ職場になることはなかったけど、こんな人が偉くなっていくんでしょうね。

 だから学校は前年度踏襲でいつまで経っても変わらないんです。

 でも、綺麗事だけではどうにもならず、強権的で向こう見ずなやり方でないと物事が動かない場合はあるんでしょう。

 でも、陰で酷いことをしながら上手く世渡りしてる人にはなりたくない。




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