(静岡新聞より)
よく「人生100年時代」って耳にするけど、本当にそんな時代がやって来るのか疑問をもってた。
これだけ平均寿命が延び、近い将来さらに何十年も延びるものなのかと。
労働者の高齢化、年金支給繰り下げ年齢の延長、医療保険加入年齢の引き上げ、老後資金を見通した投資など、一見寿命がさらに延びることを前提とした先進的な施策のように見えるけど、「人生100年時代」って言葉を真に受けてる人々を踊らせる政府、企業のセコい目論見ではないかと思ってしまう。
政府はできる限り予算の支出を減らしたい、企業は生き残るために何としても利益を上げたいってことなのではないかと。
確かに100歳まで生きる人は増えるだろうけど、自分がそれに当てはまるかどうかは全く未知数、10年後、20年後のことを考えるより、1日1日を大切にしていくしかないのでは。
人それぞれの未来なんて誰にも予想できない。
ずっと先のことであれこれと悩むのはアホらしいとも思う。
「将来に備えて今から色々と我慢して準備するかどうか」
結局は人それぞれでいいのではないかと。