「がんばらまいか佐久間」(NPO法人 がんばまらかいか佐久間 発行)の第47号で、「アワビ陸上養殖事業の終息」が伝えられている。
中山間地の活性化に繋がる事業として注目していたので、終息宣言?は残念、今後事業を引き継いでくれる企業が手を挙げてくれればいいけどね〜。
各方面からの協力を得て8年間全力で取り組んだのだろうけど、結果的に採算が合わないとの判断なのか。
事業が成功するかどうかの判断には少なくとも5年くらいはかかるのではないか、上手くいかない場合はズルズルと事業を続けるのではなく、打ち切り、撤退の決断は重要であろう。
全ての事業が軌道に乗り上手くいくなどということはあり得ない、失敗することも当然ある。
今回の判断はやむを得ない適切なものであったのだろう。ダメなものをいつまでもダラダラと続けるのではなく、綿密な検証結果、未来への展望による方向転換であれば仕方ない。
さて、地元掛川市の「城下町風街づくり地区計画」、施行されて30年になる。街中は活性化するどころか、さらに衰退してしまい、シャッターの閉まってる場所ばかりになった。
なぜ、この地区計画を変更、方向転換しないのだろうか。当初は画期的な取り組みだったのだろうが、30年間どんな検証をしてきたのだろうか。
成果が見られないものをズルズルと何十年も引きずっている弊害はとても甚大である。
行政は本気で地区計画の変更に取り組んでもらいたい。
地元住民は大きな声を上げるべきである。
今のままでは街中の未来などない。