森町の「吉川」沿いをウォーキング、天気が良い日を選んで美味しい空気を吸いに行きます。
台風、大雨により川が壊れていましたが、重機が入り流木が取り除かれ、河原の整備が至る所で行われています。まだまだ手を加えないと鮎の放流は厳しい状況ですが、6月の解禁までに何とかしてほしいです。

自得院の下流、道路沿いはストレートな瀬が続いてます。

1980年7月31日(木)にこの瀬で竿を出しました。オヤジが逝去、1年間の喪が開け、オヤジの道具を持って一人でやって来ました。
竿7.2m、道糸は通しのナイロン0.4号、手尻をヒトヒロくらい出し寄せ取りをしていました。

初心者でシーズン数回何となく釣行する程度でしたが、当時はまだまだ鮎が多く、10匹くらいは釣れました。
左岸側の好ポイントは竿先が被さってる枝、竹に引っかからないよう注意しなければならない場所です。

その後何度か通いましたが年々土砂が溜まり、河原は草木で被われ入川することができない状態が続いていました。
ところが、数年前に大量の土砂、草木が重機で取り除かれ40年くらい前の姿に戻ったんです。
当時と比べるとフラットな流れになり、川底の石も減ってしまいましたが、44年前が甦ったかのように感じていました。
釣行記録によると、2003年10月4日(土)に太田川合流点上下で竿出してから「吉川」での記録はありません。
2009年に「太田川ダム」が完成してるけど、ダムを造り始めた頃から既に竿出ししていないことになります。
家から近いし奇麗な鮎が釣れたので「吉川」が忘却の彼方?にならないようにはしたいのですが、専らウォーキングコースになってしまってます。
河原は整備されてきましたが、生命の息吹みたいなものが感じられません。
復活にはまだまだ時間はかかるのかもね〜。
