友釣りを始めた頃はオトリ操作が下手くそで、たいした流れでもないのにすぐオトリが浮き上がってしまい、オモリを使って無理矢理沈めてた。

   天竜川ではオモリなしではオトリは沈まなかった。その頃の天竜川はうじゃうじゃ鮎がいたので底に入ればすぐ掛かった。

   その後は泳がせ釣りに傾倒していったのでオモリはほとんど使わなくなった。

   オトリ替えができずにヘロヘロになったオトリにデカオモリをつけ、起死回生を狙い強い流れにぶちこむなど、あくまでもオモリは緊急的?なものでしかなかった。

   さらのオトリにオモリを付けると泳ぎが制限され、弱りが早くなるんじゃないかという思い込みがあり、元気なオトリにオモリを付けるのに抵抗があった。

   しかし、ここ何年かはオモリにお世話になることが激増、正しいオモリを使い方?が漸くわかってきた。

   色んな場面でオモリを駆使できるようになると、釣りの幅がトンデモナク広がる。

   竿を寝かし強いところを攻めるようになったこともあるけど、ちびオモリをトロ場で使ったり、大きなオモリに頼らず小さなやつ(0.5~0.8号くらい)でもけっこう強いとこで沈められるようになった。

   「オモリを使うとオトリが弱らず、長持ちするよ」という聡さんの言葉が漸く実感できるようになった。

   何十年もやってて今ごろ?って言われそうだけど、正直なところです。

   ノーマルにしろ、オモリ、背バリにしろ、無造作でいい加減なオトリ操作をしてればオトリは早く弱る、それだけなんですよよね~。

   場所にもよるけど、今ではオモリが必要不可欠になった。もっと早く気づいていればね~。  

   2号、3号なんてオモリはまず使わないけど、大きなオモリを使う釣り方もあると思うので、「オモリの使い方」も奥が深く、まだまだ知らないことばかりなんでしょうね。


   オヤジが天竜川で使ったと思われる「数珠オモリ」、これだけのオモリを支えるには相当硬く重い竿を使ってたんでしょうか。
   こんなオモリで根掛かりしないのだろうか。



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