小澤兄弟のYouTubeを観てると、「先入観をもたないように」というコメントがよく出てくる。
「先入観」とは、「初めに知った事に基づいて作られた固定的な観念で、それによって自由な発想が妨げられる場合にいう」とある。
釣り場を決める時、経験が物を言う、川見は重要な技術であり、魚が全く居ない所ではどんな名手もお手上げ✋😵✋、どんな釣りでも「場所」が一番大切なエレメントになる。
しかし、「先入観」、自分の眼や勘を頼りに場所を決めても当たり外れは出てしまう、当たる確率を少しでも上げるしかない。
名手の当たる確率は相当高く、ある意味その「先入観」は正しいことになる。
でも、釣れそうな場所でダメなこともあれば、人が散々やった場所、形状的にこんなとこでと思うような場所で掛かることもある。
石があり、水が流れてさえいれば鮎が居ないとは限らない、竿を入れてみないことにはわからない。
「先入観」は大事だけどそれに縛られ、発想停止、いつもと同んなじような場所を同なじように釣っている。常に自分の思い込みに支配されている状態では変化や工夫が生まれず進歩しない。
8月の渇水、土用がくれで瀬が全くダメな時、踝くらいの超チャラ瀬を泳がせて入れ掛かり、増水後の高水低水温、まだ石垢が薄っすらしか付いてない荒瀬にオモリで沈めて入れ掛かり、なんてこともある。
基本、セオリーは大切だけど、たまには失敗覚悟で「先入観」を捨て、冒険してみないとね~。
多くの「先入観」を積み上げていくことで「先入観」がなくなっていくのかも??あれっ?よくわからなくなった。(笑)
