鮎釣り関係の雑誌が姿を消していく中、1985年から発刊を続けている「鮎釣り2021」(つり人社)の付録DVD「最強! 短ザオセッション」を見た。

 2シーズン前から短竿の使い方に取り組んでいる最中なのでとても興味深いものでした。

 手前を釣り残している。攻め方が大雑把で細かなポイント攻略ができていない。長竿を使いこなす力がなくなり、コントロールにぶれが生じている。

 要するに、「鮎は居ても釣りこなしていない」ことを実感し、短竿で丁寧なオトリ操作を心掛け、より多くのポイントを攻める必要性を痛感したのだ。

 DVDではで小澤剛氏、瀬田匡志氏が8mの短竿を使い、8月渇水の長良川でそれぞれの釣り方で得意なポイントを攻めるのである。小澤氏は背バリと極小オモリで平瀬や急瀬を、瀬田氏はオモリを使い急瀬や荒瀬を中心に竿を入れていく。

 45分で上下の場所を交代するのであるが、お互いに竿を入れた場所と竿抜けになっているポイントを探っていくカケヒキが面白い。

 時間的な制約もあったのだろうが、これだけの名手が短竿でポイントを潰していっても釣り切れるわけではなく、どこかに釣り残しがある。その証拠に90分間でほぼ同数のハイ釣果をたたき出しているのだ。

 同じエリアで竿を出しても、ポイントの見方や釣り方に微妙な差異があるのだろう。

 水が流れている場所はすべてポイントであるけど、一つとして同じポイントはないのだから、そのポイントに適した道具を使い、ポイントに見合ったオトリ操作をしなければならない。ポイントを外し、オトリが休憩??していたのではお話しにならないのでR。

 「鮎釣り2021」その他の記事もなかなかのもんです。

 

                  

 

           にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ  よろしくお願いします