「古い家の解体のため家の中を整理していたら、この魚拓が出てきました」と連絡をいただきました。
その方は幼小中高大の先輩で、老舗釣具店の息子さんです。彼は釣具店を継がず公務員になっているのですが、魚拓に書かれていたオヤジの名前から、わざわざ連絡をくれたのです。
この石鯛を釣り上げた時、オヤジはうれしさのあまり何枚かの魚拓をとり、いろんな人に配ったのではないのかな~。そのうちの1枚がお世話になっていた釣具店さんに保管されていたのです。
50年以上も捨てずに大切にしてくれていて何かうれしいです。当然、家にも何枚かあったのですが、傷みが激しく1枚だけ残してありました。今回いただいたものは、状態がよく、先輩に感謝しなければなりません。
2枚を同じ場所に飾るか、分けるか迷うところです。47歳で逝ってしまった道楽好きのオヤジは何て言うだろう。

上が家にあるもの、下がいただいたもの。重さが貫、匁で記されています。時代を感じますね~。