冷水病の発症以来激減してしまった琵琶湖産鮎が少しずつ見直されてきているのでしょうか。
 琵琶湖産と言えば、追いがいい、体高があり美形、肌?のきめが細やか、美味しい、安価、良いところばかりなのですが、冷水病により低迷、病気が広がればOUTなんです。だいぶ改善されているようですが、特効薬はまだなく、ハズレればすべてがお終い、大きなリスクが相変わらずあります。逆にアタリ鮎を引き、病気発症の時期をクリアーすれば、その河川は潤います。
 琵琶湖産は放流後20日くらいでアタリかハズレかわかるようです。
 今シーズン、狩野川では魚の薄さを解消するために、初期に中流域(大仁)あたりに琵琶湖産を入れるという計画があるようですが、どうなんでしょうか。
 以前、浦川の柴田組合長さんから、放流鮎の質と時期の難しさについてお聞きしたことがあります。「稚鮎は奥が深く、ある意味ギャンブルだよ」という言葉が印象に残っています。アタリ、ハズレの幅を最小限に留めることでさえ難しいのでしょう。
 天然遡上のない河川にとっては、放流鮎が頼みです。いつ、どこに、どのくらい、どんな鮎を入れるかって、長年の勘だけでは成り立たないのでしょう。まあ、ギャンブルって必ずハズレあるからな~。
 リスクが大きい琵琶湖産よりも人工産は安全パイなのでしょうか。
 自分としては琵琶湖産がお薦めなんですが、何となくという理由では説得力はないですね~。                
 
       イメージ 2  よろしくお願いします  イメージ 3