群れ鮎の行動はまったく不可解です。どんな基準で居場所や泳ぐコースを決めるのか、少しでも鮎ちゃんたちの気持ち??が理解できればいいのですが・・・。
 11月にもなると朝の気温水温は低いです。日が当たる前のこの時間、鮎ちゃんたちは大きな群れになって対岸(左岸)の浅場でピシャピシャやってます。なのでオトリがこの群れに入ってくれれば掛かります。掛かりどころはよくないですが、元気の良い野鮎がゲットできます。
 昨日は曇りがちだったので、午前中は群れ鮎が対岸の浅場を上下流に移動する動きが目立ちました。昼頃になると時折太陽が顔を出し、気温水温が上がったためか、大きな群れが目えなくなりました。群れがバラケた感じです。
 この時間帯に、逆上げすると綺麗なメス鮎が何匹か掛かりました。バラケた小さな集団鮎のメスがオトリを追ったのではないのかな~。群れで掛かるのはほとんどがサビついたオスですが、この時期でもたま~に追ってくる若鮎がいるのでしょう。
 午後は対岸にあれだけ溜まっていた鮎が川の真ん中や右岸側の深場に寄ってきている感じでした。掛かる場所も真ん中から手前に変わりました。
 PM3:00過ぎには午前中はまったく鮎の姿がなかった下流の深場(プール)に多くの鮎が移動し、石垢を食んでいました。PM4:00過ぎに帰り支度をし川を覗くとさらに多くの鮎が見えました。鮎の動きを見ようと、石を群れに投げてみました。鮎ちゃんたちは上流に向かい一斉に大移動です。その数300匹位は居たと思います。1匹たりともその場所には残っていません。見事な大移動です。明日までこの場所にはもどってこない感じがしました。
 この時期の鮎は石垢にはまったく固執しません。一体、どんな基準で移動を繰り返してるんでしょうか。
 友釣りの基本は、鮎が多く居る所で竿を出すことです。これが難しいです。
 「朝方は上流の流れのある浅場の脇に大きな群れで、午後から少しバラケ、夕方は下流の流れのない深場で集団で石垢を食む」
 これが自分が感じた昨日の鮎の行動でした。   

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浦川、川底が砂で埋まってしまった場所が多いのですが、竹藪上流から下流のサイモン沢下の瀬の開きまでは頭大の石がよく出ています。
                          
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石の色が濃くなっている所、よく磨かれています。いつ食みに来るかが大切なのですが・・・。

     イメージ 2  よろしくお願いします  イメージ 3