これといった収穫のなかった年。初期は細いハリス(0.6号)をまだ使っていたのです。ハリス0.6号とハリ5.5号4本錨の組み合わせは、鮎を掛けることだけで言えばベストマッチだと思います。軽く絡みがいいためかとにかく掛かります。
 しかし耐久力がないため大型が掛かるとハリス切れ、バラシ、身切れといったトラブルがどうしても起きてしまいます。盛期にまったく釣れない場所でオトリが瀕死状態の最終手段としてこの組み合わせで勝負したらどうかな~。ハリス切れを絶対起こさないようにハリス止めを使わずに逆バリにハリスを結んでしまうのです。「とにかく1匹とらなければ終わりだ」という時には有効だと思います。まあ、最悪の状態にならないようにローテーションしていればこんなことをする必要はありません。
 現在の課題でもありますが、記録の中に何回か「もたもたのされバラシ」が見られます。瀬で良型が掛かった時に、もたもたしていて、竿がのされ、身切れでバラシてしまうというパターンです。なかなか克服できません。
 引き抜くまでの時間が掛かり過ぎです。もたもたせずサッと抜きたいのです。ハリ掛かりしてからタモに収まる時間が長くなればなるほどバレル確立は高くなります。無茶な引抜ではいけませんが、野鮎に余裕を与えない強引さは必要だと思います。
 「あのタイミングで抜けたのに」という瞬間を何度も逃し、必要以上に下ってしまっているのではないかな~。慎重というよりも、鮎に主導権を握られてしまっているのです。
 竿や仕掛けが強靭でも、釣り人の技術がなくてはでうにもならない課題です。                                                                  
 
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