大学生の頃「夢」を書き留める方法を教わったんです。将来の夢ではありません。眠っている間に見る「夢」です。
 心理学の授業で、阿部孫四郎先生から教授されました。阿部先生は当時70才を越えていたのではないかな~、白髪の長髪、背筋がピンと伸び、活力あふれる方でした。授業の始まりの挨拶は何とドイツ語でした。非常に緊張感のある授業で無駄話などしたもんなら大声が飛んできました。100人ちかい受講生を支配??し熱弁をふるっていました。5000円もする自分の著書を使っての講義でしたが、独特な雰囲気のある興味深い授業でした。
 その授業で眠っている間に見る「夢」の内容かあったんです。
 先生曰く「夢は目が覚めた時には覚えていても、また寝てしまうと忘れてしまうんだ。だから枕元にペンとノートを置いておき、夢の内容をノートに書き留めるんだ。それからまた寝るようにしなさい。そしてその夢の内容を研究することで自分の深層心理がわかるんだ」と。面白い試みだな~と思いながら、そんなことをしたら睡眠不足になると思い、あまり実行できませんでしたが、先生らしい示唆だと思いました。
 この内容だけではありません。性格調査法など、先生のおかげで心理学っておもしろいな~と思いました。
 あれから30年以上が経ち、「夢を書き留める」ことを久しぶりにやりました。最近面白くもない変な夢ばかり見ていたのですが、一昨夜の夢は久しぶりのhitだったのです。その夢のあとAM5:00ごろ目が覚め、忘れてはいけないと思い、その夢の内容を何度も頭の中で振り返りました。そしたら目が冴えてしまいもう眠れなくなりました。そしてパソコンに打ち始めました。
 その夢は、
 4年間お世話になったS学生寮の自分の部屋に仲の良かった大学同級生が集まっている。全員もう社会人、久しぶりに顔を合わせたのだ。A,H1,U.H2,I,自分を入れて6名ぐらい、Iは地元の小中学時代同級生で大学生活とは関係ないがなぜか登場してる。みんなで乾きもんをつまみに酒を飲んでいる。そして知らないうちに自分は眠ってしまう。目が覚めるとAしかいない。「みんなどこに行ったんや」と聞くとAは「銭湯や、ついでに買出しも」と。こんな真夜中にやってるのかなと思いながらも「どこの?」「鎌倉の」と。ここは大阪なのにちょっとだけ変に思う。
 どうも自分が住んでた部屋にAが大学生活をやり直すためにこれから住むらしい。広さも自分の時よりも倍以上になっている。トイレ、風呂もついてるみたい。もう一回大学生活ができるなんて羨ましいと思った。
 そして知らないうちに大家さんがその部屋に現れる。大家さん(奥さん)は浪花美人で綺麗だったが、年月には勝てずおばあさん??みたいになっていた。息子も登場した。旦那さんはもう亡くなったのだが、実はあれは旦那ではなかったことを知る。(本当の旦那さんです)お互い久しぶりの再会を喜び、品行方正??だった自分を元浪花美人に褒めてもらった。
 場面は飛ぶ、いきなり一人で京阪電車に乗り大阪に向かっている。(もう静岡に帰るのか??)窓の外に大きな川が見える。(大学の近くを流れていた淀川の支流か??)下流にいくほどに岩盤になり釣り人も増えていく。けっこう長い竿を持ってるので友釣り??、でも寒い時期なので渓流釣りかもしれないなんて思う。今度友釣りに来ようと決意する。
 書き留めるのはここまでで精一杯でした。
 なんでこんな夢を見たのかな~。夕飯でのお酒が足りなかったのか。4日前に中学校時代の同窓会をしたからか。去年彦根でAとH1と久しぶりに会い、もう1年が経つからか。そろそろ友釣りの準備をしろということか。
 こんなメチャクチャな夢を見た理由などわかる筈はない。(まあ、夢は支離滅裂が当然です)
 若くして亡くなったUとH2とは夢の中でもほとんど話せなかった。H1は自己破産したわりには元気でいる。
 この夢が自分に伝えたかったことは何なんだろう。
 
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        まさにチンプンカンプン。all Greekです。
 
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