土砂崩れで一部損壊した建設中の新橋について「全て白紙に戻して検討したい」という行政側の方針が示された。ある意味当然の結果だと思う。
「現在建設中の場所では危険だ。下流に」という地元住民の強い要望を受け入れなかった行政の判断が誤っていたことが、皮肉にも今回の事故で証明されてしまった。
一部損壊してしまった新橋は全て撤去されるという。資材の疲労度の調査だけでなく、浦川地区連合自治会会長さんが語っているように、周辺の徹底的な地質調査が不可欠だと思う。そして現在の場所ではなく、崖、斜面を避け、やはり下流側に設置の場所を変更すべきだと思う。
行政も2度同じ失敗は許されない。


(静岡新聞より)