友釣り以外の釣りで言うところの「入れ食い」のこと。鮎の友釣りなど、魚の口にハリをかけない釣りにおいてはこちらを使うのが標準となる。友釣りではエサを食わせるわけではないので「入れ掛かり」と呼ぶ。次から次と野鮎が掛かる時に鮎師は「入れ掛かりじゃ~」と、叫ぶ。
「次から次へと野鮎が掛る」とは、どのくらいの時間で何匹くらい掛かることを言うのでしょうか。「そんなこと、どうでもいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、何気なく「入れ掛かりになった」という言葉は使いますよね~。
自分の感覚では30分間で二桁いって「入れ掛かり」です。でも、1時間で二桁では「入れ掛かり」と感じないのですが・・・。なので、自分が「入れ掛かり」することはまずありません。
ちなみに、中部地方??では、釣れそうな場所でまったく釣れない、期待はずれのことを、「入れてがっかり」と言うようです。一体誰が考えたのでしょう。

自分はタコを喰らってばかりです。