
静岡新聞より、左下クリックで拡大してください。
これ内紛ですよね。法廷での争いになるのでしょうか。両者の言い分があるのでいい加減なコメントはできませんが、この記事を何度も読み返し、自分なりに思ったこと(独断と偏見ですね)をまとめてみました。
①組織の運営体制、チェック機能に問題はなかったのか。組織の中で一部の
人間に権限、判断を集中させてしまう。言い方を変えれば、仕事のお任
せ、押し付けをしてしまい、煩わしいことを避けようとする傾向はなかっ
たか。トンデモナイことが起こった時だけ文句を言いだす。元場長の「突
然不正と指摘され、理解できない」という言葉が出るのはわかるよう
な・・・。
②組織の会計処理が明確でない。ドンブリ勘定。これもチェツク機能が働い
ていない表れ。組織でありながら、個人や一部の人間で何とでもなる金が
存在していて、組織の資金や収支報告が曖昧なままになっているのでは。
周りも仕事を一部の人間に押し付けてしまっているという負い目があるた
め普段から確認、追求していなかったのでは。
③一部の人間による長い間の営業活動、つながりで特定の漁協に便宜を図る
構造ができあがっている。まあ、これも当然かな。お互い仲良くなれば、
無理を言ったり、無理を引き受ける関係は生まれてくる。これが人間関係
というもの。周りがどれだけ注意や抑制を促し、公平さを維持できるかな
のかな。
④組織内でこのような問題が起こると、責任を一個人に押し付けてしまう傾
向がある。「周りの人間は一体何をやっていたの」と思ってしまう。周り
の人間の助言や注意を無視し、個人で暴走してしまったのであれば仕方が
ないが、問題を正すチャンスがあったとしたら、それは組織の体質に大き
な問題があると考えなければならない。
⑤「現状維持では組織や会社は潰れる」古い慣習・体質・シガラミや「今ま
でやってたから」という発想、放漫な運営ではその組織の未来はない。一
部の人間に仕事を任せる、押し付けるのではなく、多くの人間がアイデア
を出し、組織内の風通しを良くしていったらどうなのか。斬新な発想、若
者の登用、外部の声に耳を傾けるなど、組織そのものに「謙虚さ」が必要
だと思う。
以上、思いつきなので、的外れなことが多々あると思います。
すいません。
「木を見るのではなく、森を見る」なかなか難しいです。