自然を相手にする友釣りにとっては、鮎がヒットするすべての場面に新しい発見がある筈。似ているパターンはあっても、掛る鮎、場所、時刻、掛り方、気候などなど、すべてが同じということはあり得ない。何気なく釣りあげた1匹の鮎が自然の法則や命の神秘さを教えてくれる。
 誰もがやっていることだと思うが、自分も釣行記録をつけている。どこで何匹釣って、どの仕掛けや釣り方が合ったなどという内容である。はたしてそんな内容でいいのかなあと思ってしまう。
 来シーズンは、だらだらと記録するのではなく、その日の釣行で発見したことを1つだけ記録してみようと思う。ということは、自分が好きな場所でずっと釣っていたり、使いやすい仕掛けで1日過ごしたのでは、発見が生まれる確率が下がる。
 基礎・基本を大切にしながらも、ある決められた時間は冒険的釣法に挑戦すること。言いかえると、毎回の釣行にテーマ、課題をもって臨むことかな。
 でも、釣りは道楽、あまり真面目??に考えると面白くなくなる。当然出来る範囲で・・・。 
  Trials and Errors Make PROGRESS.    Many a Little Makes A MICKLE.
 
 Wikipediaより
  三大道楽、江戸の道楽には「三大道楽」と呼ばれるものがあったといい、園芸道楽、釣り道楽、文芸道楽が挙げられる。園芸道楽は、初期はツバキとキクであったが、それにツツジ、アサガオ、ランが加わったという。大名たちなどは競い合うようにして庭園造りに熱中し、庭石や樹木が集められた。
 釣り道楽としては、ほんの軽いものであれば、中川に船を浮かべて、女衆とキスを釣った。(本格的には)泊まりがけで行くのが旦那衆の釣りだったという。文芸道楽では、俳諧、和歌、紀行文等々各ジャンルがあるが、奥が深く、さまざまな文人を生みだした。また、道楽というのは学問に極まるという。道楽は隠居してからが特に本格的になったという。
 
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