今年で3度目になります。年末に柴田組合長さん宅におじゃまし、お話しをさせてもらっています。30年以上浦川に通い、浦川をこよなく愛する者の一人として「鮎の町、浦川」の復活を願い、外部の人間として協力できることがあればやりたいのです。
正午に東栄温泉でM氏と合流、のんびり温泉に浸かり、お昼ご飯を食べて組合長宅へ。(2人とも車なので昼はノンアルコールで我慢)PM2:30到着、PM4:00まで懇談しました。
以下のようなお話しをしました。
1 今シーズンの鮎の状況はどうだったか。(海産を入れることができなかったが)
河川の状態はどうだったか。
河川の状態はどうだったか。
・5月中旬に期待していた海産馴致600g/1匹8g(九州産?)を入れたがダメだった。
瀬に入らず、群れてしまった。
・人工産静岡F2(県センター)はすぐ釣り切られてしまった。追加放流したものもす
・人工産静岡F2(県センター)はすぐ釣り切られてしまった。追加放流したものもす
ぐに瀬に入り釣り上げられるのが早かった。
・放流に毎年900万円くらいかけている。
・今年は天竜川河口の鮎流下調査結果はよい。浜名湖弁天島付近に稚鮎が見
・放流に毎年900万円くらいかけている。
・今年は天竜川河口の鮎流下調査結果はよい。浜名湖弁天島付近に稚鮎が見
える年は来シーズン期待できる。
2 組合員数、組合員で年鑑札を購入した人数、日鑑札数、収支
・住民全員が組合員である。役員は8名。50才代の役員はいない。高齢化がす
すんでいる。組合員の中で15000円の年鑑札購入者約58名、網漁を含め約
100名が権利を購入した。
・日鑑札が8000枚売れてとんとん。今シーズンは6500枚くらいで当然赤字だっ
・日鑑札が8000枚売れてとんとん。今シーズンは6500枚くらいで当然赤字だっ
た。
3 来年度の放流鮎について 海産が確保できないなら、琵琶湖産は?
・寒狭川上流に入れた琵琶湖産はよかったようだ。値段はやや高い。滋賀県の
鳥塚種苗で購入したようだ。
・浦川にはやはり冷水病が心配で入れられない。
・河口産1匹3g、1トンで33万匹になる。小さいわりには増水に強いので確保でき
・浦川にはやはり冷水病が心配で入れられない。
・河口産1匹3g、1トンで33万匹になる。小さいわりには増水に強いので確保でき
れはよいのだが。
・河口産鮎、運賃も含め1キロ5000円ぐらいならば県外からでも購入できる。
・4月に放流すると下ってしまう。振草川よりも4度くらい水温が低いので難しい。
・とにかく質の良い稚鮎がほしい。
・河口産鮎、運賃も含め1キロ5000円ぐらいならば県外からでも購入できる。
・4月に放流すると下ってしまう。振草川よりも4度くらい水温が低いので難しい。
・とにかく質の良い稚鮎がほしい。
4 河川工事の場所
・県の土木事務所河川課にお願いしているが、腰が重い。
5 外部の人間を準組合員(ボランティア)として認めてもらえないか。
組合の役員会、総会、飲み会などに見学、参加させてもらえないか。
組合の役員会、総会、飲み会などに見学、参加させてもらえないか。
・経費削減で、細く長くと考えている。河川整備などに協力してくれればありがた
い。
6 一般釣人への年鑑札の発行
・年鑑札13000円を1000人買ってくれてもなかなか大変。
・川が短いので、解禁日200人入れば目一杯になってしまう。
・現状では難しい。一度年鑑札を発行したら失敗に終わっても後戻りできない。
・日鑑札7枚たまれば、1回無料にしようとも考えている。(現在は10枚)
・川が短いので、解禁日200人入れば目一杯になってしまう。
・現状では難しい。一度年鑑札を発行したら失敗に終わっても後戻りできない。
・日鑑札7枚たまれば、1回無料にしようとも考えている。(現在は10枚)
昨今浦川漁協に限らずどこの漁協も運営が大変です。だからこそ、工夫、研究そして多くの人間が「何とかしなれけば」という気持ちをもち、小さな行動をおこすことが大切だと思うのですが。
「できることから、すぐに、少しずつやろう」です。

浦川お錦橋下、美しい鮎が釣れそうなのですが・・・。