といっても落ち鮎漁の解禁です。静岡県では柿田川が12/1~1/31まで解禁になるようですが、高知県の河川は凄まじいですね。高知新聞の「落ちアユ解禁情報」です。
高知県内落ちアユ漁あす解禁
落ちアユ漁が12月1日、県内の主な河川で解禁される。新荘川と松田川は今年も資源保護のため禁漁。各漁協関係者によると、仁淀川や四万十川は期待できる一方、県東部の河川などは期待薄で、釣果にばらつきが出そうだ。
落ちアユ漁が12月1日、県内の主な河川で解禁される。新荘川と松田川は今年も資源保護のため禁漁。各漁協関係者によると、仁淀川や四万十川は期待できる一方、県東部の河川などは期待薄で、釣果にばらつきが出そうだ。
野根川 (魚影薄い)
野根川野根川漁協によると、ポイントは例年通り、旧野根川橋から押野橋までの下流域となりそう。型は20センチ級も見えるが、11月中旬の雨で水量が増して以降、魚影は薄い。同漁協は「型も小ぶりで、今年は少し厳しいかもしれない」としている。
奈半利川・安田川 (厳しそう)
奈半利川・安田川ともに11月中旬のまとまった雨で水量が増え、多くのアユが下流の禁漁区域に下ってしまったため、釣果は厳しそうだ。
奈半利川淡水漁協によると、「田野井せき」から下流の禁漁区で濃い魚影が見られるが、漁場には少ない。型は15~20センチ。同せきから上流の野友橋までの間がポイントか。
安田川漁協は「数はかなりいたが、雨でほとんどが下ってしまった。産卵も多く、川の状態もいいので、来年に期待したい」としている。型は20センチ前後が中心になりそう。
安芸川・伊尾木川 (安芸川に良型も)
安芸川・伊尾木川芸陽漁協によると、安芸川は例年より魚影はかなり薄く、釣果は厳しそう。ただ、20センチ台の良型もぼつぼつ見える。ポイントは春日橋から山田橋の間。
伊尾木川は魚影がほとんど見えない。
禁漁区域は安芸川は春日橋から下流、伊尾木川は有ノ木橋から下流。
野根川野根川漁協によると、ポイントは例年通り、旧野根川橋から押野橋までの下流域となりそう。型は20センチ級も見えるが、11月中旬の雨で水量が増して以降、魚影は薄い。同漁協は「型も小ぶりで、今年は少し厳しいかもしれない」としている。
奈半利川・安田川 (厳しそう)
奈半利川・安田川ともに11月中旬のまとまった雨で水量が増え、多くのアユが下流の禁漁区域に下ってしまったため、釣果は厳しそうだ。
奈半利川淡水漁協によると、「田野井せき」から下流の禁漁区で濃い魚影が見られるが、漁場には少ない。型は15~20センチ。同せきから上流の野友橋までの間がポイントか。
安田川漁協は「数はかなりいたが、雨でほとんどが下ってしまった。産卵も多く、川の状態もいいので、来年に期待したい」としている。型は20センチ前後が中心になりそう。
安芸川・伊尾木川 (安芸川に良型も)
安芸川・伊尾木川芸陽漁協によると、安芸川は例年より魚影はかなり薄く、釣果は厳しそう。ただ、20センチ台の良型もぼつぼつ見える。ポイントは春日橋から山田橋の間。
伊尾木川は魚影がほとんど見えない。
禁漁区域は安芸川は春日橋から下流、伊尾木川は有ノ木橋から下流。
物部川 (県庁堀周辺に期待)
物部川2年ぶりに解禁するが、下流部の河川工事や産卵場所保護のため、物部川橋上流から杉田ダムまでに区間を限定する。
物部川漁協によると、ポイントは県庁堀周辺で、20~27センチと中型以上が中心だが「11月中旬の雨で川が濁った影響で、状況は不透明」という。
物部川2年ぶりに解禁するが、下流部の河川工事や産卵場所保護のため、物部川橋上流から杉田ダムまでに区間を限定する。
物部川漁協によると、ポイントは県庁堀周辺で、20~27センチと中型以上が中心だが「11月中旬の雨で川が濁った影響で、状況は不透明」という。
鏡川 (14~15センチの天然も)
鏡川鏡川漁協によると、11月半ばまでかなりの数が見受けられたが、その後の大雨と急激な冷え込みで汽水域まで下った。サイズは例年並みで20 センチ程度だが、浅瀬で魚群を狙う鳥も多く、魚影は薄い。ただ5、6月に遡上できず、14~15センチに成長した天然物が紅葉橋や柳原橋などの周辺で確認されてい る。
鏡川鏡川漁協によると、11月半ばまでかなりの数が見受けられたが、その後の大雨と急激な冷え込みで汽水域まで下った。サイズは例年並みで20 センチ程度だが、浅瀬で魚群を狙う鳥も多く、魚影は薄い。ただ5、6月に遡上できず、14~15センチに成長した天然物が紅葉橋や柳原橋などの周辺で確認されてい る。
仁淀川 (期待できそう)
仁淀川仁淀川漁協によると、今年は夏場に台風や増水の影響で釣果が少なかった分、魚影も多く期待できそう。ポイントは仁淀川大橋周辺や、高知自動車道から下流500㍍など。いの町奥田川樋門下流約300㍍は産卵保護区。
仁淀川仁淀川漁協によると、今年は夏場に台風や増水の影響で釣果が少なかった分、魚影も多く期待できそう。ポイントは仁淀川大橋周辺や、高知自動車道から下流500㍍など。いの町奥田川樋門下流約300㍍は産卵保護区。
四万十川 (25センチの大物も)
四万十川四万十川中央漁協によると、10月下旬の大雨の影響は少ないもようで、「豊漁とはいかないが、極端に少なかった昨年に比べて魚影は濃く、期待が持てる」。20センチ前後と型も良く、25センチクラスの大物も。ポイントは、四万十川橋上流から佐田の沈下橋付近。 (2011年11月30日付朝刊)
四万十川四万十川中央漁協によると、10月下旬の大雨の影響は少ないもようで、「豊漁とはいかないが、極端に少なかった昨年に比べて魚影は濃く、期待が持てる」。20センチ前後と型も良く、25センチクラスの大物も。ポイントは、四万十川橋上流から佐田の沈下橋付近。 (2011年11月30日付朝刊)
う~ん、天然遡上河川が多い高知県のパワーを感じます。わが静岡県にもある筈ですが、一体どうなっているのでしょうか。東から狩野川、富士川、興津川、安倍川、大井川、太田川、天竜川・・・、鮎の数が少なく、落ち鮎漁などとても考えられない状況ではないでしょうか。これらの河川に正常な天然遡上がない限り、鮎釣りの復活はきびしいと思います。各漁協だけでなく、これらの河川を支える地域住民、釣人、そして行政の力が必要です。
「一人ひとりが、まず行動をおこしましょう」
