高水、瀬はメタル、渇水、瀞はナイロン・フロロ。複合はどんな状況でもOK。これがよく言われること。友釣りを始めた頃は、当然ナイロン糸しかなく、最細0.15号まで使ってみた。高価なナイロンがやはり強度があるのだろうと勝手に思い込み、最終的にダイヤモンドラージという糸まで使ってみた。でもよくドンブリした。

そして、いよいよメタルの出現。東レから発売されたメタルX0.1号に飛びつく。メタル糸が水中で石にあたるガリガリ感が妙に新鮮だった。その後バリバススーパーメタル・スーパーメタルゴールドに出会い、今でも最高の金属糸だと思っている。0.04、0.06、0.08号を中心に使用した。瀬でも瀞でもとにかく場所を選ばない糸だと考える。ただし、小さなゴミが引っかかったり、スプールから長く出しすぎたりすると、すぐキンク(kink よじれ)する。キンクにはとても弱く、ちょっとでもキンクするとすぐ切れる。石ずれや縦方向の力にめっぽう強い。
その後の複合糸の登場で、単線のメタルは人気がなくなっているが、スーパーメタルは自分の釣りを変えてくれた糸である。複合糸では、バリバス複合、メタマックス、ナノメタル、ダイワメタコンポ、Mステージなどを使ってみた。ゴミが引っかかり多少キンクしても切れることはないが、複合糸ゆえのざらざら感とささくれがどうも気になる。何度か使っているうちに少しずつ色落ちし、ささくれ、糸が細く弱くなっていくように思う。また、目印を移動した際に、糸を痛めているのではないかと思ってしまう。出水などによるゴミの流失がない時は、どうしても複合よりもスーパーメタルを張ってしまう。変な固定観念があるのだろうか。
さらに最も迷っているのは、渇水、チャラ瀬でナイロンやフロロが有利だという実感がない。メタルを使った場合と、本当に泳ぎ方が違うのだろうか。オトリが元気であれば、ナイロン、フロロ、単線メタル、複合どれを使っても大差はないように思うのだか。比べられるだけ使い込んでいるわけではないが、メタルだとオトリが沈みすぎるとか、オバセがきかないということを感じない。ロッドテンション、ラインテンションを駆使すれば、クリアーできる問題ではないかと安易に考えてしまう。

さらに最も迷っているのは、渇水、チャラ瀬でナイロンやフロロが有利だという実感がない。メタルを使った場合と、本当に泳ぎ方が違うのだろうか。オトリが元気であれば、ナイロン、フロロ、単線メタル、複合どれを使っても大差はないように思うのだか。比べられるだけ使い込んでいるわけではないが、メタルだとオトリが沈みすぎるとか、オバセがきかないということを感じない。ロッドテンション、ラインテンションを駆使すれば、クリアーできる問題ではないかと安易に考えてしまう。

雑誌でもよく糸についての解説があるが、糸の違いを理論的にどう理解すればいいのわからないまま。誰か教えてください。