シーズン40回も釣行すれば養殖おとり鮎がけっこうな数、冷凍庫にたまる。以前はおとり鮎を河川に放流したりすることもあったが、冷水病が流行ってからはそんなことはできない。はっきり言って、塩焼きにしてもおとり鮎は美味しくない。身は多いのだか、家庭でも不人気である。そこで、干物にしようと考えた。インターネットで干物にするレシピを調べ、試行錯誤してみた。以下が自分なりの best recipe である。画像があればよいのですが、正月までに全てのおとり鮎を干物にし、食べてしまったのでありません。冷凍庫に残っている天然鮎をもし干物にする気になったら画像を残します。
①当然冷凍された鮎は自然解凍する。あまり小さな鮎は干物には向きません。身が少ない
と、皮 だけの干物になってしまう。鮎せんべいになってしまいます。
②背開きにする。尾に向かって包丁を入れ、向きを変え頭も開く。
③内臓をとり、きれいに洗う。歯ブラシを使い、黒い皮膜の部分もとる。
④ボールに、水1000cc、塩30g、日本酒大さじ1杯を入れる。その中に鮎を。開いた鮎を
完全に水没させる。
⑤1時間30分つける。
⑥ボールから取り出し、キッチンペーパーで水気をしっかりとる。
⑦身を上にして、ネット(キャンプで食器などを乾かす三段式のもの)に入れ一晩外で干す
(屋内でも良い)。
⑧翌日日当たりの良い屋外で6~8時間干し、出来上がり。
⑨すぐあぶって食べた方が上手い。
⑩冷蔵にして保管するのも3~4日まで。冷凍にすれば日持ちするが、味がおちるのでやめ
た方が良い。
ビールにあいます。是非、挑戦してみてください。