大学を卒業し新社会人デビューし、会社員1年生になった時に、「人生ってメチャ簡単じゃん」 とか思えたりしてずっとそれが続きそうな気がするのですが、そうならないというのはなぜですか? という話。

 

う~ん、それは人は変わるというか崩れていくからだと思います。

 

わかりやすいのは女性かなあ~ と思う。

 

例えば、私三之橋が大学を卒業して新社会人デビューして会社員1年生にった時に21歳のちょっと年下OL姉さんという先輩がいたとします。

 

18歳で高校を卒業して新卒入社で働きOL歴3年みたいな女性で、ずっと実家から通っていたとします。

 

仮のAさんとします。

 

私三之橋が見てまあ普通にカワイイ女性だったとします。 AKB48とかのセンターにでもいそうな子。 性格は付き合った事がないと詳しくはわからない部分なのでそこは普通だとお考えください。

 

2年経った23歳で、「付き合っている彼氏が転勤になるという事で結婚する事になりました」 と会社に言って寿退社になる話となる。

 

昔はよく女性の結婚はクリスマスケーキのように例えられていた。

 

23歳とか24歳で結婚する人は結婚ではエリート路線、25歳とかを過ぎると結婚で売り手市場でなくなるみたいな話。

 

ずっとその会社で社会人を過ごし5年とかいた事で会社の人を大勢結婚式に呼んだりして辞めていく。

 

ぱっと見、何だか幸せそうにしか見えないので、ずっとそれが続くような錯覚も無きにしも非ずとなる。

 

それまでずっと実家から高校とか会社に通っていたりすると、その結婚がその人の人生初のアローンスタートとなる。

 

新居に引っ越し、そこには誰も知り合いもいない何の土地勘もないような所にある賃貸マンションだったりする。

 

18歳で大学生や専門学校に行く為にアローンスタートする人は、周りのその学校に自分と似た境遇の人がいたりするので、「同じ境遇の人同士話が合う」みたいになりやすい。

 

それでも実家を飛び出して友達ができないような人はいたりするし、私三之橋の大学生1年生の頃に入り浸っていた男友達の子は夏休みが終わった頃にはもう一生治らない病気になったと1つの袋に8種類の薬が入っていたのを飲んでいて、1年生が終わる頃には大学を辞めて実家に帰っていった。

 

全員が成功するという話ではなくて、1年生で5人くらい同じクラスの子が辞めていた。

 

想像してみてください。

 

あなたは女性23歳で知らない土地に引っ越して専業主婦になり、周りに誰も友達もいないというシュチュエーションでどう行動しますか?

 

実家で子供の頃から過ごしていると同じマンションの中とか一戸建ての場合隣の家の人とか誰かがバッタリ会うと挨拶してくるとかあるのに、それがゼロになる感じ。

 

高校を卒業して5年とか会社に通って内勤職のOL姉さんとして働いてきた場合、周りに人がウザい程いたりしたのがゼロになる。

 

人によっては、お母さんとかお父さんとか自分に注意してくれる人が急にいなくなるとどうして良いのかがわからなくなるような人もいて、「実家に帰りたい」 と思う事もある。

 

都市部に住んでいると車の運転をしないという女性は少なくない。 OL姉さんってオフィス街を社有車を運転して走るとかほぼない人ばかりなのでちょっとしたお手伝いだとバスとかに乗るくらい。

 

新居の中で1日を過ごし、後はスーパーに買い物に行くくらいなので、自転車で行く。

 

でも、今のような梅雨の時期だと毎日のように雨が降り、梅雨が明けると一気に夏となり猛暑の中暑い思いをする。

 

会社員のOL姉さんとか四六時中エアコンが入っているので、意外と猛暑日とかに外に買い物に出ると暑さが堪えるとかある。

 

スーパーまでの往復という移動距離の少なさで太るとか運動不足に陥ってしまう事がある。

 

それまでお母さんが作ってくれた弁当を会社で食べて、夜も飲み会を除けばお母さんの作ってくれたご飯を食べていた事でその細身の体形が維持できていたりする。

 

結婚した事で旦那の夕飯の献立を考えるのが苦手という人も少なくない。

 

それまで彼氏だった男性は、「へっへっへっ、俺の彼女ってメチャカワイイ」 みたいな感じで付き合っていた時には想像もしなかったのに、いざ一緒に暮してみると食事が作れないとかあったりして、「ハズレを引いてしまったのか」 となったりする。

 

彼氏と彼女がデートすると外で割り勘とかで食べるとかが中心で、彼女が実家暮らしだと彼女の家に行ったこともないケースがある。

 

小綺麗な流行りの洋服をいつも着替えていてカワイイなあ~ と思ってもそれはお母さんが洗濯していたりする。

 

後は金目の問題。

 

実家からOL姉さんとして会社に通勤していると、バーゲンとかが欲しかった洋服を買ったりして、お小遣いには困らない。

 

でも、結婚したらご主人の給料の中からいろいろやりくりしないといけなくなるので、好きな洋服も買えなくなるという事がストレスになる。

 

お金持ちのご主人と結婚して成功者に見えた人が離婚をすると軽く見積もってもうつ病になったりするとかある。

 

数年で子供ができると、栄養を取りすぎて太って元に戻れなくなる。

 

赤ちゃんが生まれると育児ノイローゼになる人も少なくない。

 

例えば、23歳だとその会社のOL姉さんが結婚して辞めない人が多かったりして、23歳だと部下もいなければ後輩も同じ課に入ってこなかったという人も少なくない。

 

自分が会社員として働く中で、年下の後輩が新卒で入社してくるとかあると、それは先輩として面倒をみないとかいけないとかあったりする。

 

その過程で自分は年下に注意するのが苦手とか気づく事もあるわけで、そういう経験がまったくないと自分の子供を上手くコントロールできない事でノイローゼになってしまうとかもある。

 

例えば、福岡で生まれ育った女性が結婚して福岡市内に新居があれば、それはお母さんが掃除を手伝ってくれるとかあるじゃないですか。

 

でも、彼氏が関東に転勤になるという事でこの機会に結婚が決まった、みたいな新居だと周りに誰か友だちもいなかったりして、同じママ友となる人と仲良くなっていかないといけないとかある。

 

もしも地元であれば、高校生の頃の女友達に会ったりして顔を突き合わせて育児の事を中心にダラダラとしゃべるという事でストレスコーピングになるとかあるのです。

 

もしも結婚してなかなか子供ができないとどうなる?

 

新婚でイチャイチャしていたような空気感が変り会話も減ってしまうとかある。

 

女性は30歳を過ぎると卵子の数が激減するので妊娠しづらくなるという体の問題がある。

 

「もしもこのまま一生子供が生まれない人生だったら、今の主人と死ぬまで一緒の人生で良いのだろうか? まだ20代でビジュアル的にはカワイイと言われていた私なので再婚して人生が好転するのはあると思う。 でも、バツイチになってしまったら今まで付き合った彼氏みたいなカッコいい人とかだと難しいのかもしれない・・・」 みたいに悩むとかあるみたいですよ。

 

男性の視点でも、ご主人がいつかは子供が生まれるとか考えていたのにできないと、ひょっとしたら彼女の方に問題があるのかもしれないので、離婚して違う女性と再婚した方が違う人生になって良いのかもしれない」 と思ったりする。

 

誰でもそうだと思うのですが、何となくイメージしたものと違いどこか悪い結果みたいに感じると、違う相手を探してやり直した方が良いように思えたりする。

 

大学を卒業して新社会人デビューした会社で何となくイメージしたものと違うと1カ月とかで辞める人がいたりする。

 

そういうのと一緒で、どのタイミングで損切りするのか? みたいな悩みはあったりする。

 

そんな感じで、「女性は男性の3倍早く年を取る」 みたいに言われているので女性の方が深刻ではないなあ~ と思う。

 

例えば、20代後半の年齢とかでその長く勤めた会社で自分がその課の年長さんみたいになっていると仕事に慣れているとか人間関係でも特に悩みもないとかで、チョイイケメンみたいな彼氏を無理に結婚せずにこのままOL姉さんを続けた方が良くないだろうか? みたいに女性は悩むとかあるみたいですよ。

 

女性の場合18歳高校を卒業して新卒入社してOL姉さんとして働いた時に20代後半とかになる25歳くらいから30歳くらいまでは仕事とか将来どうするのか? とか考えるみたい。

 

例えば、25歳でその会社に好きな人とか付き合っている人がいない場合、その仕事を捨てて転職するというギャンブルに走った方が良いのかもしれない。

 

女性が言うのですが、「年齢が30歳になった途端に履歴書を送ったら不採用で書類審査で落ちて面接にさえ呼んでもらえない」 とか言ったりするのです。

 

高校を卒業した18歳、短大を卒業した20歳、4年生大学を卒業した22歳とかの新卒だと、「別の仕事は教えれば済むじゃん」 と学歴とか無視して採用している。

 

でも、30歳とかの新人でその業界の事も何もわからないと、教えるのはどうかな~ みたいに敬遠されるとかあったりする。

 

高校を卒業して新卒入社して働いてきたOL姉さん23歳の人が結婚して辞めると、子供もできないとかで働くか~ となった時にそれまでのOL姉さん時代と違いパート採用とか変わるじゃないですか。

 

独身でカワイイとかだとチヤホヤされるとかあったりしたのが、結婚している女性という事でわざわざ声掛けする男性が減るとかもある。

 

例えば、カワイイ女性が入社してきて、男性社員がカワイイなあ~ みたいに飲みに行こうとか誘うと、「それって結婚していると知っていて誘ったのか?」 みたいに悪く言われる結果になるとかあるじゃないですか。

 

逆に結婚をしている30代後半とか40代の女性のOL先輩姉さんがいて、新入社員の男性が一緒にランチを食べても何も起こらない感じなのでそれが問題になる事とかないじゃないですか。

 

女性が27歳で結婚をしたけれど仕事をしたいみたいにどこかで採用された場合とか、男性の方から見ればその年齢とかが微妙で変に思われるとか避けたいとかで声掛けしないとかあると思うのです。

 

例えば、私三之橋の場合は、大学を卒業し会社員1年生となりその1カ月後にはメチャかわいい短大卒の女性OL姉さんが入社して部下になった感じ。

 

それまでに10年くらい在籍した27歳くらいのOL姉さんが結婚して寿退社となるという事でそのOL姉さんの仕事を引き継いだ。

 

通常だと最低1カ月とか横に並んで一緒に仕事をするのですが、1日か2日だけで終わりました。

 

そのちょっと習った仕事を毎日するようになり、すぐに部下ができた事でその仕事を教える。

 

10年やった人から2日とか教えてもらっただけですが、新卒入社というまっさらな会社の世界とか知らない異性の年下の部下ができ、仕事を教えていかないといけない。

 

『これはお兄ちゃんと妹みたいな間柄の人間関係の構築かなあ~』 みたいに考えてやった結果、「あの2人はどう見ても付き合っている彼氏と彼女にしか見えない」 みたいに言われたりした。

 

社長のデスクのそばで、くっついて座ってそこでひそひそ話して笑っているみたいなイチャイチャしたという事で社内で苦情とか多かったみたいですが、クビにもならずという感じ。

 

なぜか?

 

男性が有名な大学とか卒業していて、ぱっと見人付き合いとかでも問題なさそうに見えたとしても、女性の年下の部下ができた途端に一気に足かせを付けた人みたいに失速するとかはそう珍しくない。

 

10年仕事をしていた人からちょっとだけ引き継ぎ、それを新入社員の三之橋にやらせてできたという事であっても、それを新人ルーキーの異性の女性に教えるというシュチュエーションで躓く人はそう珍しくもない。

 

教えるというのは、「このやり方で正しいだろうか」 みたいに調べるとかしないといけないで教える事で成長するというのもある。

 

そんな感じで高校を卒業した18歳とか、短大卒20歳とか、大学を卒業した22歳とかの新卒入社の人というのは、その人が入社した事で別の人の実践テストで役立つとかがある。

 

じゃあ、逆に5年くらいOLをしていました~ みたいな人が結婚をして、どこかの会社に入社するという場合とかに部下の指導とか管理みたいな経験でもない場合、「まっさらな20歳の女性を採用して5年とか働いてもらった方が良くない?」 みたいになるとかあると思うのです。

 

女性の場合、30歳とか過ぎて実家から通っていたりして、そんな感じで結婚をしたら、30歳超えで人生初のアローンスタートになるとさすがにその年齢だとキツいとかあるのではないかと思ってしまう。

 

例えば、18歳の高校を卒業して何の土地勘もないような誰も知り合いもいない大学に通うという事で実家を飛び出して1人暮らしをするみたいなアローンスタートを経験した場合、もしもなかなか友達ができなかったとしたらどうします?

 

単なる実践テストで結果が悪かっただけだと思うので、話し方教室みたいなところに行き、何か修正をすれば良いだけの話だと思うのです。

 

私三之橋の場合は、大学の入学式の日に国産高級車の新車に乗ってきていた子に声掛けして、その人が15歳の高校生でアルバイトを始め貯めたお金300万円で新車を買ったとか、それはこれからの人生を大きく左右するファクターだとか教えてもらえた。

 

3日くらいで電車でいつも一緒になる子に声掛けして、電車通学友達になっていたりする。

 

結果としてはそんな感じだったので話し方教室とかには行かずに済んだのですが、いつも男性と一緒だったりする偏りから会社員になった時によく知らないOL姉さんと他愛もない会話ができないような気がして、ワンデー彼氏募集に応募してドライブとかに行っていたりした。

 

友達が0人になる、みたいな過酷な世界に突入して元の生活のように友達ができたりしていったのか? みたいな実践テストでの結果というものを目の当たりにしたような感じ。

 

じゃあ高校生の頃も、卒業して新卒入社した会社も実家から通い続けたOL姉さんがある日結婚をして、2人だけのスイートホームという新居に引っ越して新婚生活がスタートした時にそこでアローンスタートでの経験が初めてだと躓くケースがある。

 

潮目が大きく変わるというもの。

 

例えば、2025年3月に大学を卒業した男性がいて、4月に内定をもらえた会社に入社する。

 

そこで配属された課などでOL姉さんを見て、『うわっ~、面接とかで来た時とは会社の中にいる社員の数が全然違っていて、OL姉さんもカワイイ人が大勢いるなあ~』 みたいに圧倒されるとかあると思う。

 

OL姉さんという女性を見て、何かエロい事を想像するとか、その中から彼女になる人を探すとかそういう意味ではない。

 

自分がそこで1番下っ端の新入社員であり、初めて会社の中を目の当たりした時に大勢の男性の先輩社員みたいな人とかOL先輩姉さんがいて、圧倒される。

 

その人達の顔とか名前を覚えるとかそれはできそうだと思うのですが、周りの人が仕事の話を朝とかしている光景を見た時に、『これってどういう入り方をすれば良いのかなあ~』 という部分で戸惑う。

 

大学生になった時は入学式でそこで見る人達というのは自分と同級生という同じ年齢で似た境遇にある人達なので声掛けとかしやすい。

 

でも、OL先輩姉さんみたいな女性の先輩を見た時に、どういう声掛けをすれば自然に入れるのか? という部分で躊躇うとかもある。

 

カワイイから、綺麗だから、みたいなものではなくて、何か初めて過ぎて1度の失敗が尾を引きそうな気がするというか、考えるとよくわからない。

 

『ひょっとしたら入社まではできたけれど、仕事というのをやってみた時に果たしてできるだろうか』 みたいな不安なのかもしれないし、そこにいる人達の中に溶け込めないような不安なのかもしれない。

 

ただ、その時に見た景色みたいなものは永遠にそれが続くわけではなくて、OL先輩姉さんで綺麗に見えた人でも変わっていくというものがあるというのは最初に理解できていないといけないと思う。

 

入社して1週間とか、2週間とかその社員の中に溶け込めない感みたいな居場所のない感じを感じたからと言ってそれが一生続くわけでもない。

 

よく教育係の人に注意され、毎日自分だけが注意されていて虐められているとか錯覚して辞める人もいる。

 

例えば、私三之橋の1社目に入社した会社では、役員にその会社の人が誰1人として文句が言えないという人がいた。

 

正確に書くと誰も教えてくれないので、そんな人がいたみたいでした。

 

その人の癇に障ると地獄を見るみたいな人。

 

ある日入試手間もない頃にその役員が高級そうな杖で私三之橋の頭を殴ろうとしたので思わず避けてしまった。 ほんとは避けたらいけなかったのかもしれないのですが、死にたくないじゃないですか。

 

その後に大騒ぎになってしまい、応接室とか社長室で「俺たちのケツにもう火が着いているんだ~~~」 みたいな怒号は響き、役員連中が問題の役員を説得し黒塗りの高級車に乗せて病院に連れて行った。

 

何だか私三之橋のせいでそうなった感じで気まずい空気感の1日だった。

 

どうもその問題の役員の人は認知症みたいで、会社の経費でガラクタを買い続けでも文句が言えない事で何年も無駄なお金が出続けて損失が拡大しまくりの状態でみんな頭を抱えていたみたいでした。

 

そこに何の説明も受けていない新入社員の三之橋という人間が自分の好き勝手にお金を散財しまくっていたのをさせなくしたという風に勘違いされ、殺そうとしたみたいでした。

 

さすがに認知症みたいなものでも新聞とかに載れば面白おかしくある事無い事を書かれて大損害が出るという風に見えてしまった事で、それまで文句が言えなかった人達が一斉に病院送りにしたみたい。

 

しばらくして車椅子でその役員がお手伝いさんと黒塗りの高級車から降りた時に私三之橋も会ったのですが、もう何もわからない人になっていた。

 

私三之橋が座敷童のように思われているのは、その事件みたいなものがあったからで、何年もの間苦しんでいた問題が三之橋という人間が入社した事で事件が起きて一気に解決してしまった事にある。

 

例えば、会社に仕事で行きそこでその人の癇に障ると地獄を見るという人がいる事自体おかしな気がするのですが、その人と目を合わせないように震えていたみたいでした。

 

それ以外に40年くらい働いているようなお局様界大ボスというナンバー1のおばあさんがいてどうもその人も認知症っぽい人でしたが、社員の誰もがその人に何か言われると、「はい」 としか言えないような人。

 

でも、私三之橋が入社して同じ課だったので即日虐められてしまいまして、まあおばあさんの視点では自分の仕事を取りに来た若造という風に見えるので仕方ないのかもしれませんね。

 

でもそのおばあさんもヨーロッパ周遊旅行みたいなものをご夫婦にプレゼントされ退職し、仕事は私三之橋が引き継ぎする事になりました。

 

何とその会社の権力者のナンバー1の役員と、おそらくナンバー2のお局様界大ボスのおばあさんが三之橋という人間とぶつかりいなくなるという未曽有の事件が起きたのです。

 

それで社内の雰囲気が一変した感じでOL姉さんとかが楽しそうに仕事をするようになったのです。

 

それ以外では入社してすぐにシステムの責任者という後数年で定年退職をするというおじさんがいて、大学生の娘さんと高校生の娘さんがいて家で酒を飲むと美味しくないとかでよく角打ちで奢ってくれて、「もうすぐたぶん娘が大学生になったので結婚すると思う。 その旦那が俺にとって人生初の息子となるのでこういう風に仕事が終わった後に2人で飲むのが夢なんだ」 と語ってくれてどうも私三之橋がその練習相手みたいで、良い人だと思ってしまいました。

 

でも私の上司がそのシステム責任者の部長にシステムを作り直してメインバンクの審査を受けてという仕事を指示したらどうも嫌だったみたいで私三之橋がやれば良いと言い出して同調圧力を受けてしまった。

 

その場で喧嘩になりそうな空気感だったので、『わかりました』 としか言えないじゃないですか。

 

でもシステムの設計をしてみたらメガバンクのシステムを造っているようなシステム屋さんにウケてしまい、審査が余裕で通過してメインバンクも乗り替える事になってしまった。

 

災い転じて福となす、みたいなやつですよ。 1つ間違えれば私の人生そこで終わっていたのかもしれない。

 

2社目に転職した時は、生まれ着いた家が日本一の高級住宅街の芦屋というボスで、お金持ちの人から見てもお金持ちになるという大金持ちの人でした。

 

でもね、難病になってしまってその有り余っているお金が何の役にも立たないみたいな結果となってしまいました。

 

どこかの会社に入社するとね、そこに”権力者” みたいなその人の癇に障ると地獄を見るみたいな人がいたりするのです。

 

でも、その会社を辞める時にはもういなくなっていたりするのです。

 

人は変わる、どちらかといえば崩れていくみたいな感じ。

 

例えば、私三之橋の場合は、大学を卒業し会社員1年生となった会社を退職していく事になった時に、その会社で20年とか働いてきて部長になっていたりする大先輩とかが、「えっうそ~、三之橋が1番出世コースにいるのになぜ辞めるの?」 みたいに驚いたりした。

 

そんな感じで同じ会社の人達に驚かれたりしたのですが、そもそも三之橋さんという人が何か会社の中で凄い偉業でもやったのか? と訊かれると最初に認知症みたいな誰も文句1つ言えない役員の人に杖で頭を殴れて避けたくらいだと思うのです。

 

それまで何年も苦しんできた解決できなかった悩みが、たまたま入社してきた三之橋というルーキーのおかげで一気に解決してしまった。

 

それで、「三之橋が入社してから良い事ばかり起こる」 みたいな印象になったと思う。

 

例えるならば、プロ野球中継をテレビで観ている時に凄いピッチャーみたいな人がいて、『あっ、今日はあの〇〇さんが先発で投げるのかなあ~、また負けそうな気がする』 みたいに思う事ってあるじゃないですか。

 

高校生の時とかに凄かった、みたいな人がプロ野球選手となり、2軍とかから上がって来て実際の試合で投げた時に、凄く速い球を投げているのになぜか打たれる。

 

150km/hを超えるような速い球を投げられるという事が話題だったりして、でも実際の試合では打たれてしまうので負ける。

 

でも、その人よりも遅い球しか投げられない140km/h台とかの決して速い球を投げる事ができないようなピッチャーがなぜか試合では打たれないとかあったりする。

 

成績というか、あのピッチャーの投げる球のスピードが凄い、みたいなピッチャーがいてその人が注目を集めるのになぜか実際の試合では投げる球がわかりやすいというか、打たれやすい球だったりする事で打たれまくり負けてしまう。

 

何度かそういうパターンみたいなものがあったりすると、たぶん一緒に試合に出ている同じチームの人も、「今日はあの人が投げるので負けちゃうんじゃないかなあ~」 みたいな流れになるとかあると思うのです。

 

そういう感じでどこか凄い難関の国立大を卒業したみたいな凄そうな人は世の中にたくさんいたりすると思うのですが、必ずしも成果が出るとも言えない。

 

じゃあ、1社目に入社した時に私三之橋の視点で見て、その会社で認知症の役員に杖で頭を殴られてそれを避けてその役員の問題が一気に解決するとかを予見できたのか? とかそういう部分で、まったく想像すらできなかったというのが正直な話だと思う。

 

入社したばかりの時というのを振り返った時に、ただただ、そこで働いている先輩という人達を見てその人の中に溶け込めないような空気感を感じて、『う~ん、自分にはとりあえず入社まではできたけれど、そこから先の仕事をもらえた時に果たしてできるのだろうか?』 みたいな感じとか、自分の居場所がないような空気感とかを感じていたと思う。

 

経験のない世界に飛び込んだ時というのはそういう先行きの見えないような不安みたいな感じだと思うのです。

 

「私は会社員の世界で失敗だけしたくないのですが、どういうタイプの人がその世界で強いのですか?」 みたいに訊かれるとかある。

 

あるいは、「三之橋さんは会社に入社してそこで働いている人を見て自分にどういう仕事が廻ってくるのか? みたいな分析をしてその仕事で困らないようにしているのですか?」 とか。

 

あるいは、「三之橋さんは自分がこういう仕事がしたいという希望があり、それを上司を操縦するとか上手くアピールして自分の絶対的に得意な仕事をもらえるようにしているのですか?」 とか訊かれる事がある。

 

みなさんそういう誤解をしている感じだと思うのですが、そもそも会社って変わっている世界で、誰か社員が、「私はこの度付き合って彼氏と結婚する事になりましたので辞めたいです」 と上司に相談する事で空きが出るのです。

 

その結婚というのも、高校を卒業して新卒入社でOL姉さんと働くようになり合コンとか何かで知り合った彼氏がいてずっと付き合っていて、その彼氏がどこかに転勤になるという話を打診されたとかで急に結婚する事になった、みたいな話だったりする。

 

つまり、誰がいつ辞めるとかそういうのがわからない世界なのです。

 

上司に気に入られると、何かその気にいられた人みたいな人が好きな仕事を選べているとかそういう風に思い込んでいる人もいるのですが、全然違っているのです。

 

例えば、会社のシステムの設計をシステムの責任者のおじさんみたいな部長がやるように言われ、そんな仕事をしてメガバンクのシステムって本職のシステム屋さんが作っているので、「えっ、こんなレベルなの?」 とかになれば後数年で定年になるのが一気に加速して辞めて欲しい人材になると思うので、やりたくないと思うのです。

 

そうすると、その話をしているテーブルに呼ばれ、「どう三之橋君、そのくらいなら君でも作れるでしょ? 僕が今仕事がいっぱいで手が離させないのでやってみれば?」 と無茶ぶりをされ、同調圧力満載。

 

もしもそこで、『わかりました』 と言わなければその日の夜の仕事が終わった角打ちで、「三之橋君、どういうつもりなの?」 と説得みたいなものが始まり会社で居づらくなるとかになると思うのです。

 

「じゃあ、そのやった事もない仕事に挑戦してできなかったらどうするの?」 と訊く人もいるのですが、そもそもやってみないとどういう結果になるのか? もわからないじゃないですか。

 

仮にそのできなかった結果によって上司の怒りを買い、島流しのようにどこかに配属換えになったり、辞めさせられる事になったらどうするの?

 

みたいに訊く人もいらっしゃるのですが、その場合、たぶんどこかの会社の求人に応募して無茶ぶりされた結果こうなったと言うか、電気工事職人とかお1人様親方を目指すとか、そういう風になるだけではないかなあ~ と思うのです。

 

例えば、私三之橋の場合は、小学生のチビッ子時代に塾とかに行かされてそこでいろいろな子がダツラクしていく。

 

サバイバル訓練とかでもなぜか私三之橋はダツラクした事がないのです。

 

例えば、高校生時代に頭のおかしな人にしか見えない虐めっ子がいて、無実の罪を着せられて退学になり、無職となってもう履歴書に書くという部分で高校中退と書く人生になった事で悲観して首を吊って死ね~ と言われ、自分の退学勧告決議案が全会一致で可決してしまうという冗談としか思えない緊急事態に陥ってしまったりしている。

 

級長をやらされて、その級長とかが集まる最初の生徒会のお仕事が、自分の退学勧告決議案だったのです。

 

絶体絶命のピンチに陥れられたみたいな時でも、別に自殺未遂とかで手首を切ったとかもしていないし、学校って軽く千人とか超える規模なので、その高校にいれば殺されるのも時間の問題のように見えるわけで、それならさっさとどこかの高校に転校しよう~ とかそういう考えになる。

 

でも三之橋という学生が転校手続きを取るにはその高校で虐めが横行して首吊りゲームをしていたとか実態を説明する必要になる。

 

そうするとワイドショーでその高校が出る事になり、理事長は首を吊るような結果が予見される。

 

学校で1番偉い権力者って理事長なので、その人が白を黒というと全員が黒とか言い出すのです。

 

もしも生徒会長みたいな人が、理事長に、「この前退学勧告決議案が全会一致した三之橋君はなぜ退学しないのですか?」 とか意見をしたら東大とかに合格してもたぶん人生終わると思うのです。

 

そんな感じで絶対絶命のピンチという修羅場を潜り抜けてしまったのです。

 

そんな感じなので、「そんな仕事に挑戦してみてできなかったらどうするの?」 と訊く人がいらっしゃるのですが、修羅場を潜り抜けてきた人から見た視点では、『私三之橋が、“是非その仕事をやらせてください” と懇願したわけでも何でもないので失敗したら失敗したで良いのではないか』と思うのです。

 

それで転職する事になって、『無茶ぶりされた結果今は無職です』 と言って笑われてもそれが事実だと思うのです。

 

何社か面接を受けていれば、その無茶ぶりで逃げなかったとかを評価する人が採用してくれそうな気がするのです。

 

例えば、無茶ぶりされて悩んでお父さんとかに相談すれば良いと考える人もいると思う。

 

でも、やる前に失敗するという前提で相談すると怒られ、失敗をして怒られ、2回怒られるだけ損するような気がする。

 

自分なりに考えてやってみて、それで失敗をしてクビになったらお父さんの前で床に頭で着けて『助けてください』 とお願いすれば1度くらい助けてもらえて、高速で銀行口座にチャージされて、『同じ失敗するのでもお父さんが生きている時で良かった』 なんて思ったりしそうじゃないですか。

 

なぜそう思うのか?

 

イメージのようなもので言えば、2015年に韓国でヒットした映画、”ベテラン” の中で財閥の御曹司となる孫の犯罪を隠蔽する作戦を失敗した叔父が、頭を床に着けて権力者の会長にゴルフクラブで殴られて、「お前が次に失敗しないようにしてあげる」 とか台詞で言うじゃないですか。

 

イメージのようなものとして、自分が恥でもかいた方が次は失敗しないで済むかなあ~ みたいな考え方。

 

「どういう人がダツラクしていくのか?」

 

みたいな部分で、人は変わらないという風に思い込む人ではないかなあ~ と思うのです。

 

なぜそう思うのか?

 

私三之橋が福岡市立の小学校に通っていた時でもある朝登校したら、同じクラスの子の家が会社経営していて倒産し新聞にデカデカと載っていると大騒ぎだった事があった。

 

同じクラスなのに仲良くもなくてよく知らない子。 いつも成績は良くて、体育の時間とかが大好きそうで、いつも同じTシャツを着ていたりする子だった。

 

たぶん、家がお金持ちという事でそういう家の子に思われたくなくていつも同じTシャツを着たりしていたのだと思う。

 

担任の先生が、「〇〇君の家は会社経営をしていて倒産してしまい、祖父の大阪に夜逃げをしましたのでみなさんとはお別れの挨拶もありません」 と説明していた。

 

まるでそれまでお金持ちだった家の子がある日倒産した事で逃げ回る犯罪者みたいに変わったという話。

 

お金持ちの家って子供がお坊ちゃま学校とかに行くと世の中の事が何もわからない子供になってしまうとかの考え方で、福岡市立の平凡な貧乏人とかが通う学校の中に溶け込んでいたりする。

 

小学生の頃には、お金持ちの家の子がいてお父さんが社長でバカちんなのか経営に失敗したとかでその子は連動して地獄に堕ちました~ みたいな事が結構あったりする感じ。

 

私三之橋の場合はスーパー特待生の男友達と一緒にいたりして、『えっ~~~、まさかあの天才がダツラクしたの~~~』 みたいなのを目の当たりにした感じ。

 

「どういうタイプが会社員とかでダツラクするのですか?」 みたいに訊かれると一概には言えないと思うのですが、田舎の方で育ち周りの小学生とかの友達の家が誰も倒産しないとかそういう環境で、テストで良い点を取れていたような人かなあ~ と思う。

 

たぶんね、自分の周りに何か慢心さみたいなもので破滅したような人がいないと、「まさか俺が慢心さとか起きるわけがない」 みたいに思い込んでしまうのではないかなあ~ と思うのです。

 

とある会社に転職した時に、自分よりも半年前に転職したという年上の男性先輩が同じ課にいて、話をすると前の会社でもどこかの上場企業でシステムエンジニアみたいな仕事を都内でしていたみたいでした。

 

話しをした時に何かしっかりした人に感じたのですが、翌年には前年よりも働かなくなった感じで、さらに1年後にはまた働かなくなった感じで、イメージで言えば入社した1年目から2年目になると20%ダウン、さらに1年後には20%ダウンみたいに仕事量が減っていくみたいでした。

 

その人が1番その課で年長さんみたいな感じなので定時で帰ってしまうのでたぶんその課で1番仕事量が少ない。

 

1年で20%みたいに仕事をしなくなると3年でもう最初の半分を下回るとかになるじゃないですか。

 

たぶんそれで地方に飛ばされた。

 

プロ野球に例えるとソフトバンクホークスに入団すると3軍とか4軍とかたくさん在籍しているので、「自分は頑張らなくても良いや」 みたいになるかなあ~ みたいな感じで、より人数が少ない拠点に行けば必然的に働かなくいけなくなるという理屈でしょうか。

 

ただ地方に飛ばされた事で逆に悪化してしまって最後は辞めさせられたという感じでした。

 

「会社を辞めさせられるような人なので、クズみたいな人でしょ?」 とかそう思う人もいると思うのですが、たぶん履歴書を見ても学歴とか最初に新卒で入社した会社とかを見ても問題はなさそうな人だったりするのです。

 

転勤とかって気を付けた方が良いと思うのですが、転勤させれる人というのはその前の職場でどういう人だったとか同じ会社なので受け入れる側の人が知っているとかあるので、その人をハブるとかやるっぽい。

 

私三之橋の場合は、小学生1年生とか2年生の事は学校のテストで12点とか8点とかいつもひどかった。

 

宿題すらしないので、勉強なんかもするわけがなくて、成績は悪かった感じでした。

 

たぶん親から見ても心配するレベルだったと思うのでママ友とかに相談して教えてもらえた塾も紹介してもらえ行かされた。

 

その塾長のおじいさんが、「お前らは脳が大人になると細胞が死んでいくとか知らないだろ」 とか良く脳の話もしていた。

 

大学受験とか、大学を卒業してどこかの会社に就職した時に子供の頃から成長し続けている事で「今がずっと続く」 みたいな錯覚をする人がいて、年々ボケが加速するような結果となる。 みたいな話をしていた。

 

プロ野球中継を観ている時に引退して解説者となっている人が、「〇〇さんは何年現役でされたのですか?」 と訊かれ、「全部で11年です。 5年くらいの時がピークで、その後がベテランとなった」 みたいな話をされる。

 

ザックリ言えば5年生みたいな時が1番活躍できた時で、後は年俸が上がるとかがあるので引退までちょろまかしながら選手を続けて稼いだみたいな話。

 

プロ野球選手なので試合に出てなんぼとなるのに、試合にもあまり出なくなってベテランとか呼ばれ引退を少しでも遅くなるようにしているとかあるじゃないですか。

 

つまり、人のピークみたいなものは人が思う程長くはない。

 

そういうのを意識して育った人と、意識もした事のない人では結果が大きく変わるみたいな話。

 

自分がそういうものなんだと自覚していると、ある時仕事でミスった時とかに注意されたりした時に「加齢で気を付けないといけない」 と思ったりする。

 

でも、そういう自覚ができていない人だと、誰かにミスを注意されても、「俺はそんな人間ではない」 と怒ったりするとかある。

 

私三之橋の場合は、小学生の頃に塾に行かされた。

 

まあ、塾に行く子は珍しいわけでもないのですが、そこでは塾長が、「人間には法則があると思う」 とか、脳の使い方とかの話をしていてそれは想定外だった。

 

塾のお買い物テストで行った事もないスーパーに連れて行かれた時に、そこにおばあさんとおばさんが買い物をしているのを見る。

 

その時に、『たぶんそれはお母さんが年老いた事で娘さんが買い物に連れ出してボケが酷くならないようにとか訓練をしてあげているのかなあ~』 みたいに思う。

 

高齢者って人が多い所とか嫌がるのでわざわざそういうデカいスーパーに買い物に連れて行き脳の刺激を与え、店内を歩くとか、レジでお金を渡してお釣りを受け取るとか脳の訓練をしていると思ったりする。

 

塾長が脳の話とかするとどこか頭に残っていて、スーパーでおばあさんが1人で買い物しているとか、娘さんや息子さんが一緒にいるとか、日々訓練をして生きている光景を見ると何か脳の話とか思い出す。

 

”塾での買い物テスト” というのは、塾長の高級輸入外車で行った事もないデカいスーパーとかに連れて行かれ、そこで塾長が紙に、カレーライス〇〇人分とか書いて渡す。

 

それを目標に遂行機能テストみたいな買い物をしてくる。

 

店内に向かう時に、『塾長は買い物をして来いと言ったけれど、そのルールで援軍を使ってはいけないとは言わなかったと思うので誰か慣れた人に相談しよう』 と考える。

 

なぜか?

 

海外の警察官のドラマを観たりしているとベテランの警察官が新米警察官と組む事になりパトカーで巡回している時に、「俺は最近選択の本を読んでいる。 選択には直感で選択するものとじっくり考えて選択するものの2種類ある」 とか言うシーンがある。

 

たぶん新米警察官のルーキーに、行動する時に時に直感で判断し、時にじっくり考えて判断するというのが重要なんだと諭しているのだと思う。

 

お買い物テストだとじっくり考えて判断するというものではないと思うので、入店した時に腕時計を見てタイムアウトエラーにならないとかを意識して行動する。

 

いつもご主人が会社の部下を家に連れて来てそのご飯を作っていそうなマダムっぽい人を探して、『お母さん、カレーライスにはそのカレーライスにちょうど良いお肉ってあるじゃないですか。 そのちょうど良いお肉をメインにカレーライスの材料を買っていかないといけないのですが、まずはどういうお肉になるでしょうか』 と相談する。

 

塾長とか奥さんが、「カレーにはカレーにちょうど良いお肉がある」 とか口癖のように言っているのでお肉の入ったカレーを意味しているというのは想像できるのですが、そもそも普段スーパーに買い物とか行かないしお肉とか買わないのでわからない。

 

だったら、わかる人に相談して買い物をした方が確実じゃないですか。

 

料理の食材の買い物をして来いと言われ、それって言った人が、「俺は食べないのはこういうカレーライスで、あの三之橋はそれがわからない」 みたいになると失格じゃないですか。

 

正解を知っていそうな人を見つける事が出来れば及第点はクリアできると考える。

 

そんな感じで達筆な字で書いてあるのを渡して全部協力してもらって買い物をしていく。

 

お店を出る時に腕時計を見て時間をチェックして1人で出てお客様用駐車場で待っている塾長に、『ただいま戻りました~。 初めて来たスーパーなので売り場で少しまごついてしまいました~』 とか言って乗り込む。

 

そんな感じで帰って、その食材で夕食を奥さんが作る。 奥さんというとわかりにくいのでおばあさんと言った方が良いのかもしれない。

 

それで、「〇〇~、お前は買い物1つまともにできないのか~、こんな料理を食わせやがって~」 とみんなの前で叱責される。

 

お金持ちの子が多いので買い物できないバカとか言われるとそれ1回で塾を辞めていくとかある。

 

塾長の話によると普段お母さんのお使いとかをして自分で買い物ができない人なんだと気づけていないと、何となく自分は買い物ができる人なんだと思い込んでしまい、気づかない限りそのままになってしまう。

 

車の運転が下手くそな人がなぜ下手くそで一生そんな感じなのか? と言えば、本人が自分が下手だと気づかない事で同じ繰り返すとなると言うのです。

 

例えば、家庭の奥さんというのは、「今日は主人が部下の人を家に連れてくる。 う~ん、カレーライスにしようか。 カレーにはカレーにちょうど良いお肉があるわけで、部下をお客様扱いして高級なお肉を出すのは間違い。 普段1人暮らしをしている部下の人もいるので家庭の味で」 みたいに考えるのだと言う。

 

塾長の話によると、「食堂の経営者じゃないだろう。 レストランを経営している人のように、”これが私の考える美味しいカレーライス” みたいな料理を作るのではなくて、今日はお父さんが風邪気味なのでスパイスを利かせたカレーにしよう~ そんな風に食べる人の事を考えてお母さんが料理するという事もお前えらは知らないんだ」 みたいに言う。

 

私三之橋の場合は、お買い物テストでも失敗はないのですが、「おい三之橋、これは誰かに手伝ってもらっただろう~。 お前にこんな買い物ができるとは思えない~」 とか塾長が言う。

 

『〇〇さん、それはたぶん思い込みというやつですよ。 目や耳から入る情報は刺激が強すぎるので思い込みを起こしやすい。 僕はこの前母と買い物に行きたまたまそれがカレーライスだったのでそばで見ていたのを覚えていただけですよ~』 と私が言うと塾長が笑って楽しそうな顔をする。

 

たぶん自分の話に合わせてきているというのが嬉しかったりするのだと思う。

 

塾長は、普段から会社経営者の家のお金持ちの子とかはクズのように言っていた。 お父さんがお金持ちだったりして塾に通えるわけで、もしもそのお父さんがお金持ちで無かったらただのバカな子供に過ぎないんだとか言っていた。

 

お金持ちの家の子 = クズ みたいな図式だとすれば、祖父がゼネコンである私三之橋がクズの頂点にいるナンバー1のクズになるわけで、1番お買い物テストでもできない人になる。

 

でも、意外と私三之橋の場合は、そういうお買い物テストでもサバイバル訓練でもできたりしていた。

 

たぶんね、クズ過ぎる人というのは根がグ~たら過ぎるので、罵られると思うとそうならないように攻略法を考えてしまうのでそうなると思うのです。

 

例えば私三之橋の場合は、会社員1年生となった時に1カ月後にはメチャかわいいOL姉さんの新卒の部下ができてしまった。

 

そのカワイイOL姉さんが、「えっ、部長に訊かなくて良いのですか? なぜ訊かなくて良いってわかるんですか」 とか訊くのですが、『〇〇部長は接客で忙しいのでいちいちそんな事を訊くとバカだと思われるだけ損なので訊かない方が良いと思うから』 と言うと、「そんな事がわかるのですか」 とか真顔で言う。

 

塾長が小学生の頃のお買い物テストでも、「カレーの材料を買って来い」 という宿題というかお題を出すと、それは塾長がどういうカレーライスを食べたいとかを想像してそのレシピのような食材を用意できないと及第点に届かない独りよがりの買い物になるのです。

 

逆に塾長のイメージするものと同じであったりすれば、多少ミスっていてもそれは文句も言われない合格点をもらえる。

 

ザックリ言ってしまえば、仕事とかって指示を出している上司の部長がどういうイメージをしているのか? という、上司の気持ちになって考える事ができれば合格点に到達できるとかあるのです。

 

上司が仕事をしてと部下に任せた時に、イチイチわからない事がありまして~ とか確認する為に相談みたいなものをされるのが嫌なタイプだったりして時にそれをやると面倒くさい奴だな~ みたいに忌み嫌われる。

 

例えば部下と2人で朝から晩まで別のビルで仕事をしている時とかに、部下のメチャかわいい女性となるOL姉さんが「えっ、部長に訊かなくて良いのですか」 とか訊くのですが、部長の性格を考えたらそこは端折ってしまい、結果を合格点に合わせておくと上手くいくと説明する。

 

最初は、「ほんとですか~~~」 みたいに言っていて信じていない様子でも、翌日とか次第に慣れてくるのです。

 

そもそも上司のデスクの斜め前に私のデスクがあるのですが、新入社員となった時に毎日上司である部長と話をしない日とかの方が多かったりする。

 

忙しい人なので、朝礼で、「〇〇部長は今日は1日ゴルフで出社しないと思います~」 とかそんな感じ。

 

例えば、大学を卒業して新社会人デビューした会社員1年生のルーキーは会社の事とか何も知らないわからないという事で、よく「ほうれんそうが大事」 と言ったりする。

 

報告・連絡・相談。

 

上司がメチャ忙しい感じでバタバタしているといつも接客対応でデスクにいなかったりする。

 

そんな時に、「私は何をすれば良いのでしょうか?」 みたいに相談をしない新入社員がいたら上司とのコミュニケーションスキルに問題があるという風に考える人は少なくないと思う。

 

でも、上司が接客などが1度終わってふと自分のデスクに戻って来た時に、部下である新入社員がボ~っとしていたりしたのを見ると、「俺は新入社員の面倒をみられない人だなあ~」 みたいなものを感じてしまうと思う。

 

会社ってややこしいので、全体の〇〇課があって基本はその人が頂点のボスなのですが、自分が面倒をみるみたいな直属の部下が私三之橋が初みたいな感じだったので、新入社員の面倒をみきれないとかはある。

 

そんな感じだと上司に相談する事なく、毎日自分で考えて動いていく。

 

上司とは仕事の時間によく話すとかないのですが、飲み会ばかりの会社だったのでよく夜には会うとかあった。

 

人というのは、どんなに凄い難関の国立大を卒業している人であっても、どんなに仕事ができるような人であっても、どんなにお金持ちの家とか育ちが良くても、付き合ってみないとわからない。

 

面接でメチャ良い人に見えて自分の部下にしようと考え採用をしても、いざ一緒に朝から晩までデスクがそばでその人を見ているとアラとか見えてくる。

 

「何かイメージと違ったな」 みたいになる事はそう珍しくはない。

 

でも、私三之橋の場合は1カ月後にはもう短大卒の新卒メチャかわいい女性がOL姉さんとして会社員デビューするという部下を任せたい~ みたいになって目に見えて結果が出てしまっていた。

 

よく国立の難関大学などを卒業した人が会社員になると、「会社員の世界では上司に気にいられないと出世すら無理で」 みたいに潮目が変わった環境に上手く順応できなくなったりする。

 

たぶん、”気に入られる” と思い込んでいるだけだと思うのですが、”忌み嫌われているだけ” みたいなものだと思う。

 

世の中のしくみというのは、大学を卒業するなどそれまでの学生時代という誰かが教えてくれる世界を卒業し新社会人デビューをするとどこかの会社に入社したりして働く。

 

会社は仕事をする場所なので教わる場所ではなかったりする。

 

ミケタの社員がそこにいたりして顔と名前とその人がどんな仕事をしているとかを覚えていくしかない。

 

AさんとBさんは何となく仲が悪いように見えるなあ~。

 

みたいなものは誰かが教えてくれるものでなかったりするので自分でそこにある法則性を目で見て覚えていくとか考えるとかしていかないといけない。

 

自分と同じ課の人であって、自分から見て先輩に見える人でも、『私三之橋とは仕事内容が違うのでこれは先輩となるこの人に訊いても答えられないなあ~』 とか自分でわからない事があった時に誰に訊けば正解にたどり着けるのか? とか自分で考えないといけない。

 

隣に座っているOL姉さんが数年働いている先輩であっても、その質問に答えられないと「ごめんなさい、それは私にはわからない」 と言いづらい雰囲気になってしまい、何度も繰り返すと、「またか」 と嫌がられるだけだったりする。

 

例えば、私三之橋の上司のように会社に来るお客さんの接客をやっていると応接室から出て来た時に、「〇〇部長ちょっとお話があります」 みたいな社員が何人もいたりする。

 

ずっと待っているわけではなくて、「〇〇部長が終わって出てきたら電話して」 と頼んでいたりするので何人も来る。

 

そこに直属の部下となる私三之橋が、『〇〇部長、ちょっと訊きたい事がありまして~』 と複数の事を訊いてしまうと、たぶん「時間がないので」 みたいになってしまうと思う。

 

次のお客さんが応接室に入っていたりするので、優先順位も考えないと、「俺がバタバタしているという空気も読めないやつかよ~」 となってしまうじゃないですか。

 

テレビのクイズショーと同じで仕事は正解でないと意味がないじゃないですか。

 

自分なりに考えてやって、でもそれは不正解だとやり直しとなったりして時間を無駄にしただけになる。

 

上司でなければ絶対に答えられない質問ってほぼないと思うので、時にはコンピュータで過去事例を探して法則性を考えやるしかない事もある。

 

学生時代は講義に出て聴くとか、テストをするとかシンプル。

 

でも、会社の仕事だとそのやり方が正解なのか? とかを自分で考えられないといけない。

 

上司が、「三之橋君、そこはそうじゃないんだ、こういう風にしないといけないわけで~」 みたいに都度説明したりすると早い人だとその1回目で、「このままだと先が見えているのでこの三之橋を別の課に移動させてできる人を雇った方が早いじゃん」 となってしまう。

 

仮にもしも、上司が「この仕事をやってみて」 と言ったりして、その仕事を新入社員の私三之橋がやって、上司のイメージしたものとそう大差ないものに見えたらどうなります?

 

”違和感” のようなものを感じなければ、説明をするのは端折れるので、「じゃあ、あの仕事もできるんじゃないか」 とドンドン仕事をもらえる結果となる。

 

私三之橋の場合は、上司が仕事用の高級車に乗って銀行廻りをして大金を運ぶとかしていた仕事を1番最初にもらえた感じ。

 

高級車に乗って1人で運転をしてオフィス街の銀行をいくつも廻ったりする仕事。

 

それってメチャ簡単じゃん~。

 

そう思う人もいるかもしれないのですが、会社を代表して銀行に行く人という人は少ない。

 

問題のないようなものだとOL姉さんにバスにでも乗って行かせていたりして、重要度の高いものはやらせていないとかある。

 

銀行は大金を貸すとかするのが業務になるわけで、銀行の頭取の自宅に行く時に黒塗りの高級車を運転していくとかあるのですが、人となりは見ていたりする感じがある。

 

自分が築きあげてきた信用とかが台無しになる可能性は徹底的にゼロにしたいみたいなものがあるので、その会社に入社すれば全員がそういう仕事をもらえるわけでもなかったりする。

 

上司の性格はこんな人かな? みたいにわかる人には簡単に感じ、そうでない人だと難しく感じる。

 

どんなに空気が読めない人であったとしても、たぶん子供の頃には感受性が大人になるよりは少しはできたりしたと思うので、大人になる過程で崩れてしまっただけではないかなあ~ と思う。

 

歌手が1番わかりやすいのかもしれませんが、YOUTUBEである歌手が歌っている昔と今を見比べると声の張りみたいなものとか全然違っていたりするじゃないですか。

 

どんな人でも崩れていく~ みたいなものはあると思うのですが、それを意識している人とそうでない人では格差が出るようなものがあると思うのです。

 

何か凄そうな大学を出ているような人というのは、テストの点数だけ見ているので、たぶん大人になるまで人は変わるとか意識していないと思うので、気づいた頃には修正できないレベルになっているとかそんな感じではないかなあ~ と思います。

 

大学を出て会社員となりその1年生でそういうのが上手くできると、手続き記憶なのでそのやり方を側頭脳に刻むような記憶をするので、崩れにくいというのはあるとは思います。

 

人は崩れていくというイメージがしづらい人は、最近31年の活動期間で解散となったTOKIOを研究すれば良いのかなあ~ と思います。