「時間場の理論」は、適正在庫理論の研究過程における

リードタイムが離散量であることの発見から生まれたことは既に述べましたが

更に、また新たな展開がありました。

 

統計的安全在庫の理論は、半世紀以上の実績のある古典理論で

適正在庫理論もこれに理論的基礎を置いています。

 

この理論によれば安全在庫算出式は以下のように示されます。

 

 

ここで、

ss:安全在庫

k:安全係数

LT:リードタイム

σ:需要標準偏差

 

この算出式に、私が講師を務める先日の適正在庫論の技術セミナーを受講された方から

右辺と左辺の次元が一致しない、という疑問が呈されました。

 

次元解析をすると確かに、

 

 

N:個数・回数

T:時間

 

 

となって、矛盾が生じます。

 

ところが、ここで時間場の理論に立ち返って

「時間の長さは、鼓動・振動・周回の回数である」

と考えると

 

 

となり、矛盾が解消されるのです。

 

このように、様々な法則を次元解析することで

時間の本質に関係する新たな発見が生まれる可能性があるように思えます。