あっという間に時間が過ぎてしまった。

なかなか時間が過ぎず長い時間だった。

 

若いときは1年が長かったのに、歳をとるとあっという間に時間が過ぎる。

最愛の恋人と一緒のときは、時間が止まり永遠の時間が流れていると感じられる。

 

ゾウの時間とねずみの時間は流れる速さが異なる。

光速で移動する宇宙船の中では時間のすすみ方が遅くなる。

 

などというように、時間のすすむ速さは一定ではないという経験を誰でもしています。

 

それでは、「時間のすすむ速さ」をどう考えたらよいのでしょうか?

 

そもそも、速さとはどういう意味かを考えると

「一定時間内にすすんだ長さ」

であることがわかります。

 

しかし、時間が一定時間内にすすむ長さというのは

自分で自分を測っているようで堂々巡りになってしまいます。

 

そこで、「時間場」という概念を導入します。

これは、時を刻む存在物はすべて時間場を形成すると考え、

さらに、それぞれの存在物はどこかの時間場に身を置いている

と考えることにするのです。

そして、自分が身を置いている時間場を基準に時間の進行を測るわけです。

時間の長さは、自分の鼓動・振動の回数をカウントして測られるとします。

 

すると、時間のすすむ速さとは次のように定義できます。

「基準とする時間場の鼓動・振動1回の間に、自分の鼓動・振動が何回カウントされたかの回数」

 

あなたの心臓が1回鼓動する間に、私の心臓が何回鼓動したのかの回数が

あなたを基準とした私の時間の進む速さというわけです。

 

基準とする時間場を地球と考えると

地球が1回自転するのが1日であることになり、1日の間に自分の時間がどれだけ進んだのかが自分の時間の速さというわけです。

地球が太陽のまわりを一周する公転を考えると1年が基準になります。

月が地球のまわりを一周する公転を考えるなら1ヶ月が基準になるのです。

 

1時間、1分、1秒というのは、便宜的に、これらを分割したものということになります。

そう考えると、1週間が7日というのはまったくの人工概念であることになります。

宗教的なものであるといわれていますが、、、

 

基準時間場がどこになるのか?

というのは、まだこれからの研究課題ですが

 

「光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある」ーミヒャエル・エンデ『モモ』より

 

と考えると、人間にとっては、心の向いている相手ということになるのかもしれません。

大好きな人のことを想っていると時間の流れはゆっくりですよね(^.^)