経営工学の新しい技術領域としてタイムエンジニアリングの研究を進めているが、その先に目指している研究構想が「工学的時間論」である。

 経営工学の研究分野のひとつである、生産・在庫管理問題を適正在庫の視点に立って解決する過程で、リードタイム分析技術の重要性に気づいたことがタイムエンジニアリング研究の発端である。リードタイム分析技術の研究を進めていくと、これまでになかったような新しい“時間”のとらえ方の世界が広がっていくことに気づいた。これが、タイムエンジニアリング研究の行き着く先に目指している工学的時間論を構想したきっかけである。